二段ベッドの選び方5つのポイントと7つのチェック項目

二段ベッドの選び方二段ベッド
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子供が2人おり、成長してくるとどうやって寝るか考えますよね。

賃貸マンションに多いのが間取り上、子供部屋が1つしか分け与えることができなく部屋が狭いと二段ベッドを検討する親は多いです。

また、親が子供時代に二段ベッドを使っていて、秘密基地みたいで楽しかった思い出ってあり、子供にも同じ思いをさせてあげたいと願うママやパパは多くおられます。

大切な息子や娘のベッドとなるとどういう基準で選べばいいのか悩みますよね。

「安心と気持ちの良い寝心地を与えてあげたい」

そこで二段ベッドの選び方を紹介します。

二段ベッドはいつから

「上の子は年長から寝かせている」「小学校に入学と同時に購入」という声を聞きます。

早いところは幼児から二段ベッドで寝かせているところもあるみたいです。

おねしょをしなくなってきた年齢が目安になるのではないでしょうか。

二段ベッドだけでなく、ベッドでのお漏らしはママの片づけが大変ですものね。

また二段ベッドを「いつまで使う?」「何歳まで」といった質問も多くみられます。

上の子が中学に入ると部屋を分けることになり、二段ベッドを卒業することになります。

昔と違って今の二段ベッドは分割してシングルベッドに分けることができるタイプが多いですよね。

別々に寝るようになってからもシングルベッドとして利用できるので中学・高校・大学生でも使えます。

大人になっても使い続けられるようなおしゃれなデザインの二段ベッドが増えています。

二段ベッドの相場

二段ベッドの価格の相場を知るのに大手のニトリさんとikeaさんの通販サイトを見ました。

ニトリさんの二段ベッドは約27,000円から約75,000円までの価格帯でした。

IKEAさんの二段ベッドは約18,000円から約40,000円。

ただし、種類が少なく、フレームのみのタイプだから少し安く感じました。

二段ベッドを専門に取り扱っている通販サイトの値段は約27,000円から約111,000円までとなっており、安いタイプから高級なタイプまで商品の品揃えが多いです。

シングルベッドの約2台分の価格ですね。

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二段ベッドの選び方5つのポイント

二段ベッドの選び方の基準は人それぞれだと思います。

子供の好きなデザインを選ばせる人も多いのではないでしょうか。

子供に選ばせる前に親として「ここだけはチェックしておいて欲しいポイント」を紹介します。

選び方その1.置く場所のサイズを確認

二段ベッドを置く予定の場所を確認しておきます。

子供部屋や寝室に置く家がほとんどですね。

置く場所の長さや幅、部屋の高さなどの寸法を事前に測っておくとスムーズに大きさを決めることができます。

部屋が広くないのでコンパクトサイズの中から二段ベッドを探そうという風になります。

置く場所の寸法がわかっていないと「選んだ二段ベッドが置けないかも・・」ということになりかねません。

選び方その2.耐震性の確認

二段ベッドを検討する上で考えるのが「地震がきても二段ベッドは大丈夫だろうか」ということではないでしょうか。

よっぽど安い二段ベッドでない限り、二段ベッドが「ぐちゃ」と潰れることはないです。

それでも親としてはより耐震性の高いものを選んであげたいものですよね。

チェック箇所として、「柱の太さ」「柱の連結部分」になります。

柱は太いほうが強度は強くなりますね。

連結金具は木製よりも金属製の方が耐震性は高いです。

上段柱と下段柱の接続にはダボ(金属の棒)を中に通して、サイドからビスでしっかり固定されいてると揺れ防止になり、横ブレや縦ブレに強い構造になっています。

中には地震対策を施した耐震機能を強化した二段ベッドもあります。

どこまでの耐震性を求めるかは難しいところではありますが、値段が安いと耐震・耐久性は低くなる可能性がありますよね。

当たり前ですが丈夫な作りになっているものは値段も高くなる傾向にあります。

選び方その3.強度の確認

年齢が小さい子供の場合、ベッドの上で飛び跳ねたりするものです。

とくにやんちゃな男の子だと注意しても効かないですよね。

強度が低い二段ベッドで飛び跳ねると床板が壊れることがあります。

床が抜けると大けがしますので、できるだけ強度のあるものを選びたいですよね。

強度をはかる基準として「耐荷重(たいかじゅう)」があります。

耐荷重は基本的に「静止耐荷重」といって、時間的に変化のない状態での荷重を示す家具メーカーがほとんどです。

現実はベッドの上で同じ姿勢でいることはないですよね。

寝返りをうったり、床板に座ったりと動くことが考えれますので、耐荷重100キロと表記されていても体重100キロまで大丈夫というわけではありません。

子供が成長すると体重は増えていきますので、実際の体重よりも余裕の持った耐荷重のものを選びたいですよね。

強度が強いと耐震性と同じく地震などがきても安心ができます。

選び方その4.安全性が高いか

子供を二段ベッドに寝かせようと思うと気になるのが「子供が落ちないか」です。

寝相の悪い子供はとくに心配ですよね。

サイドフレームの柵の高さが低いと寝相の悪い子供は「危ない」と思います。

柵にもたれかかって倒れることがないか、高さ以外もチェックしたいですよね。

フレームは丈夫なもので柵の高いものを選ぶと転落防止になりますので、選ぶポイントのひとつと言えます。

選び方その5.ずっと使えるか

二段ベッドを子供が小学生の間だけ使う予定であればとくに重要な項目ではありません。

もし、子供が成長して独立するまでは使い続けたいと考えていれば、長くずっと使える拡張性の高い二段ベッドが大事です。

最近の二段ベッドは将来まで見越して考えられているものが多く、また大人になっても使える二段ベッドが増えています。

主な拡張性のある機能として

  • 分割してシングルベッドとして利用可能
  • ベッドの高さ調整
  • カラーパーツの取り外しが可能

といったものがあります。

分割できるタイプは子供が大きくなって部屋を分けるときに便利ですよね。

高さ調整ができるとシングルベッドとして使う際に、子供の好みでロータイプのベッドにすることもできます。

子供のときはカラフルなカラーが一般的に可愛く感じますが、大人になると「シックなデザインが良い」と好みが変わっても、カラーパーツを外せると対応できます。

柔軟なデザイン設計が可能だと普段の気分転換にもなりますよね。

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その他の押さえておきたい選び方のポイント7つ

二段ベッドの選び方として、上記の5つの項目を決めておくとスムーズに二段ベッドを探せると思います。

ここからはもう少し掘り下げておくといいかなと思うものを紹介します。

1.はしごのタイプ

階段付き二段ベッド

固定式のものは足場がしっかりするので、小さな子供でも安全に昇り降りができます。

その分スペースを取るのがデメリットと言えます。

垂直タイプのはしご

はしご部分の場所を取らないので省スペースでおしゃれなデザインが多いですよね。

ただし、慣れるまでは昇降しずらいのがデメリットです。

ななめタイプのはしご

垂直タイプのはしごに比べると昇り降りが楽になります。

体重も前方にかかるため安全性も高くなりますよね。

はしごを斜めにかけるため、ベッドより若干はみ出ます。

2.組み立て方

購入予定のベッドが組み立て式かどうか確認しておくといいですね。

組み合て方もわかりやすいか購入前に確認しておかないと届いてから大変なことになります。

もし、組み立てる自信がない人は購入する店に組み立てサービスがあるのかも選ぶ際のポイントです。

3.デザイン

ベッドの外観や色など親が決めるのか子供に決めさすのか事前に親子で話しておくと、あとあと揉める心配がないですよね。

子供は可愛いタイプ、親はおしゃれでモダンなデザインが良いなど好みがまったく違うと思います。

基本方針は子供に選ばせて、ある程度大きくなっても飽きがこないようなデザインをアドバイスするぐらいがどうでしょう。

4.宮付きがあるか?

ベッドに宮付きがあると目覚まし時計を置いたり、好きなフィギュアを置いたりできるので物を置くスペースがあると便利ですよね。

最近は小学校の入学と同時に携帯やスマートフォンを持ち始めます。

また、携帯型のゲーム機など子供といえども充電する機会が多いですよね。

宮付きにコンセントがあると便利です。

子供の教育上、枕元でゲーム機などを充電できるのは考えものですので、大きくなるまでは元のコンセントにつながないようにするなど対策は必要かと思います。

耐震の心配を解消する上でも、宮付きは頑丈なものを選びたいですよね。

ただし、宮付きがある分、ベッドのサイズが長くなります。

5.収納力は?

二段ベッドに収納ボックスが付いていると片づけするのに便利ですよね。

キャスター付きであれば出し入れが子供でも楽にできます。

子供の片づけが習慣になれば嬉しいですね。

6.アレルギー対策

アレルギー持ちの子供が増えています。

ホルムアルデヒドの表記のあるものを分かりやすいですよね。

下段のほこり対策として、上段の床板の裏にほこりガードが付いているものもあります。

7.素材

スチール

シンプルでスタイリッシュな印象を与えます。

キシキシと軋みのある音が出やすいのと、ねじが緩みやすいことが多いですね。

木製

木独特の温かみがありますよね。

耐久性は木製とスチールで違いはなく耐荷重の表記を参考にします。

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まとめ

二段ベッドの選び方を紹介させて頂きました。

単純にシングルベッドが2台分なので、値段はそこそこするものが多いと思います。

昔は種類が少なく逆に選ぶ際に悩むことも少なかったですが、今はいろいろなタイプのデザインや機能が増えており、なかなか決められないと思います。

二段ベッドを探しに行く前に、ある程度の指針を決めておくと、たくさんある中からベストに近い二段ベッドにたどり着けるものと思います。

素敵な二段ベッドが見つかることを願っております。

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