収納ベッドの湿気対策9つの方法とは

収納ベッドの湿気収納ベッド
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収納ベッドを使う上で一番の心配事といえば、「湿気」ではないでしょうか?

一晩でかいた汗がマットレスに染み込むと、湿気はマットレスの中を通り抜けて、湿気がこもらないようになっています。

すのこベッドであれば、より通気性がいいので、マットレスに湿気がこもりにくく、カビやダニの心配をそれほどしないですよね。

収納ベッドの場合、ベッド下に収納スペースがあるため、通気性が悪く、マットレス内部に湿気がこもりやすく、湿気対策をしていないとマットレスと床板の間にカビが発生しやすいです。

蓋のない引き出しだと、引き出しの中も湿気てしまい、ほこりや衣類のカビ臭い原因になります。

ただし、収納ベッドの湿気対策をしっかりしていれば、おそれる心配はありません。

快適に収納ベッドを使ってもらえるように、マットレスや収納スペースを湿気から守る方法を紹介したい思います。

1.通気性の良いマットレスを選ぶ

一般的に良く聞くマットレスの種類として、「ボンネルコイル」「ポケットコイル」があります。

ボンネルコイルの特徴は、点ではなく面で体を支える構造になっていますので、畳の上で寝ているような感覚です。

ポケットコイルの特徴は、面ではなく点で体を支える構造ですので、体のラインに合わせてフィットした寝姿勢を保つことができます。

マットレスは硬いのが好きという人もいれば、柔らかいのが好きという人と好みがわかれるところですが、通気性の良いマットレスはどちらかというとボンネルコイルの方になります。

ポケットコイルはスプリングを一つ一つ不織布(ふしょくふ)で包み込むのに比べて、スプリングコイルだけのボンネルコイルの方が通気性が良くなります。

さらにベンチレーターと呼ばれるマットレス内部の湿気を逃がすための通気孔が、マットレスのサイドに付いていると、マットレスの湿気対策になり安心ですよね。

ベンチレーターはボンネルコイルとポケットコイルに付いたものがありますので、「ポケットコイルの方が寝心地が好きだけど湿気が心配」という人はベンチレーターの付いたポケットコイルがおすすめです。

2.マットレスの保護対策とは

人は寝ている間に約コップ1杯分の汗をかいているといわれています。

その汗がマットレスに染み込み、マットレス内部やマットレスと床板の間、収納ベッド下の収納スペースが湿気やすくなり、カビやダニが発生する原因の種になります。

そこで、マットレスに汗が染み込まないように対策します。

ベッドパットや敷パットを敷くことで、ベッドマットレスに汗を染み込むのを未然に防ぐことができます。

ベッドパットと敷パットは敷く場所が違います。

ベッドパットは、カバーやシーツの中に敷きますので、直接肌に触れることはありません。

ベッドパットは機能の違いによって2種類あります。

汗取りタイプと寝心地を調整するタイプがありますので、湿気対策の場合は、汗取りタイプのものを選びます。

寝心地を柔らかくしたい場合は、併用することができますよ。

敷きパットは、敷カバーやシーツの上に敷きますので、吸湿機能だけでなく、肌触りや保温性の機能があります。

夏と冬で求める機能が変わってきますので、季節毎の敷きパットを用意すると湿気対策だけでなく、心地よい快適な寝床になりますよね。

3.マットレスを陰干しする

定期的にマットレスを風通しの良い場所に立てて影干しすることをおすすめします。

マットレスを立てることで、収納ベッドの床板の換気にもなり、マットレスと床板の間から発生するカビ対策になります。

「マットレスを立てて陰干しするのが大変だな」と感じる人は、ベッドの上で布団を干すことができるすのこを使った収納ベッドがあります。

4.引き出しの中に除湿剤を入れる

引き出しの中に、衣類やリネンなどを入れていると湿気って虫やカビが発生しがちです。

除湿剤や湿気取りといったものを入れておくと湿気を取ってくれますので、カビ対策になります。

引き出し・衣装ケース用の除湿剤があり、3~4ヶ月ぐらいが交換の目安です。

小さい子供がいる場合は、口にしないように気をつけてください。

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5.部屋と収納内部を換気する

引出しを全開にして、部屋の換気を行い、風通しをよくすることが収納ベッドの湿気対策の基本です。

跳ね上げ式収納ベッドやボックス構造の引き出しは湿気が入りにくいといわれていますが、完全に入り込まないわけではありません。

跳ね上げ式収納ベッドであれば、日中の起きている間に跳ね上げた状態にして、収納内部の換気をして、たまった湿気を逃がしたいですよね。

収納ベッドに限らず、換気は湿気対策の基本ですよね。

6.除湿器を使う

寝室自体の湿気を取り除くのに除湿器は有効な湿気対策になります。

収納ベッドだけでなく、家具と壁の間などカビの発生を抑えてくれますので、窓を開けることができない雨降りや、湿度の高い季節などに除湿器があると便利ですよね。

収納ベッドの湿気対策だけでなく、寝室の湿度を過ごしやすい湿度になります。

除湿器を使って、部屋干しした洗濯物の乾燥に使えますよね。

7.こまめに布団は干す

寝ている時にかいた汗はマットレスだけでなく、布団にも染み込んでいます。

収納ベッドに限りませんが、こまめに布団を干して、布団からのカビやダニの発生を防ぎたいできすよね。

布団にカビやダニが発生していると、カビやダニの胞子が排出されてしまい、引き出しを出し入れした際に、胞子が入り込むと大変です。

部屋の中に浮遊すると、健康にも被害があります。

布団を干す場所がない人や梅雨の時期などは布団乾燥機を利用してもいいですよね。

事前にご使用のマットレスの耐熱温度に問題がないか確認する必要がありますが、マットレスに使うことも可能です。

マットレスに使う場合は、マットレスの上に直接布団乾燥機のアタッチメントを置いて、上から掛け布団を掛けて使用します。

マットレスに厚みがあるときは、片面ずつ両面に使用するとマットレス内部の湿気対策は効果が高いですよね。

8.ほこり対策が湿気にも有効

収納ベッドで心配なのが湿気だけでなくホコリもですよね。

ボックス構造の引き出しや跳ね上げ式収納ベッドは、収納スペースが囲まれているので、ほこりが入りにくく、ほこり対策になります。

また、ほこりだけでなく、湿気も入りににくい構造ですので、湿気対策にもなります。

ただし、湿気の侵入を完全に防ぐことはできませんので、今までに紹介した湿気対策はきっちりしておくことをおすすめします。

9.収納庫に入れるものを注意する

収納の中身には気をつかった方がいいと思います。

収納の使い方にもよりますが、普段から出し入れをよくしているのであればいいですが、長期的に置いておくのであれば、湿気に弱いものは置いておかないほうが無難です。

湿気に弱い衣類や紙、写真など、とくに大事なものをしまうときは十分に気をつけてください。

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まとめ

収納ベッドの湿気対策はマットレスと収納スペースの対策になります。

収納ベッドの場合、他のベッドに比べて通気性が悪いので、湿気対策には気を使いますが、ちゃんと換気をしたり、除湿をしておけば、収納ベッドを使用しているからといって、カビやダニが発生する心配はないと思います。

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