チェストベッドの4つのメリットと5つのデメリットとは

チェストベッド収納ベッド
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今後、一人暮らしを始め、ワンルームワンションへ引っ越しする予定のある人は、家具や家電を準備すると思います。

部屋の収納が少なかったり、収納家具を置くスペースがないと、物を片付けるのに困りますよね。

荷物を片付ける場所がないとベッドを置くこともできません。

そこでベッド下のデッドスペースを有効活用した収納ベッドはどうでしょうか?

ベッドを置くスペースさえあれば、収納できる場所と寝床ができて一石二鳥でとても有効的ですよね。

いろいろある収納ベッドの中でも大量に収納できるのがチェストベッド!

物が多いので、チェストベッドが良いなと考えていませんか?

そこでチェストベッドのメリットとデメリットを紹介したいと思います。

チェストベッドとは

チェストには、整理タンスや蓋のついた入れ物という意味があります。

「チェストベッドって何なの?」と聞かれると、整理タンス並みの収納機能が付いたベッドと言えます。

引き出し付き収納ベッドとチェストベッドを混同されることがありますが、収納構造が違います。

ベッド下に引き出しを置くか、整理タンスを置くかの大きな違いがあり、収納力が全然違いますよね。

引き出し付き収納ベッドは1段で2~3杯の引き出しがありますが、チェストベッドの場合、2段で5~6杯の引き出しがあります。

引き出しだけでも約2倍の収納力を誇りますが、さらにボックス構造のチェストベッドであれば、引き出しの反対側のベッド下スペースも収納として使え、長物をなおしておくことができます。

引き出し付き収納ベッドと比較にならないほどの収納力ですよね。

チェストベッドの特徴を一言でいうと、大容量の収納力を持ち合わせたベッドです。

チェストベッドの4つのメリットとは

チェストベッドの便利なところや利点を紹介したいと思います。

1.やっぱり大容量の収納力!

チェストベッドの評判が高く、いいと言われれる最大のメリットは大量に物を片付けることができる大容量の収納ではないでしょうか?

多くのチェストベッドは2段で5~6杯の引き出しが付いており、浅型や深型のタイプの収納庫があります。

ボックス構造の引き出しであれば、ベッド下の半分を長物の収納スペースに使えますので、ベッド下の部分をフルに収納スペースとして利用できます。

引き出し式収納ベッドは、ベッド半分のスペースでしかも1段分しか収納できませんので、引き出し式収納ベッドに比べて収納スペースは約4倍もの容量になります。

引き出し式収納ベッド の場合、「収納ベッドに何入れる?」と聞かれても、漫画や雑誌といった本や、薄手の洋服や下着といった衣類など日用品や小物タイプの物しか収納できませんが、チェストベッドは違います。

小さいサイズのものから大きなものまで分けて収納ができて、大量に入る収納力があります。

これだけ収納力が増えれば、他の収納家具を用意する必要がなくなり、部屋をすっきりと見せることができます。

好きな人や友達、知り合いを家に呼びやすくなりますよね。

部屋に空いたスペースにスリムな本棚やカラーボックスなどを置くと使い勝手もよく、生活にストレスを感じることなく、使い心地のよい快適な暮らしを実現できるかも。

2.大小のスペースで分別して収納できる

引き出し付き収納ベッドは、薄手の服・肌着・下着などの衣類やよく使う日用品といった小物タイプのものしか入りません。

大容量の収納力を持った跳ね上げ式収納ベッドはベッド下が丸々全てが収納スペースになっており、長物や大きな荷物を片付けるのに適していますが、仕切りがないため、整理整頓がしにくく、引き出しのように手軽に開けて使いにくいです。

その点、チェストベッドは引き出しもあり、ベッド下半分は長物を収納できるようになっているので、小物と大物、よく使うものと季節ものといったように、荷物の大きさや用途によって収納を分けることができます。

引き出し付きと跳ね上げ式の良いとこどりしか収納構造になっています。

3.高さがあるので腰をかけやすい

チェストベッドの下には2段分の収納ボックスが付いているので、他のベッドの高さより高いです。

ローベッドやフロアーベッドのように低すぎるベッドは立ち上がりにくいですが、高さのあるチェストベッドは下半身にあまり力を入れなくても立ち上げれるのはメリットです。

また、高さがあると腰をかけやすいので、 楽な姿勢で 、文庫本や雑誌を読んだり、テレビを見たりできます。

4.ベッドフレームがしっかりするので作りが丈夫

床の部材が通常のベッドより多い分、ベッドフレームの強度はあります。

ボックス構造のタイプであれば、さらに頑強な作りになりますので、ギシギシといったきしみが感じにくいのは良いですよね。

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チェストベッドの5つのデメリットとは

チェストベッドのメリットよりデメリットの方が知りたくないですか?

次は、チェストベッドの欠点や注意点といったデメリットを紹介したいと思います。

1.ベッドの高さが高い!

チェストベッドの床下から高いのはメリットでもデメリットでもあります。

チェストベッドの収納は2段の引き出しが付いたタイプが多く、収納力はあがりますが、床下からのベッドの位置もあがります。

狭い部屋の中に高さのあるベッドを置くと存在感があり、圧迫感を感じることがあります。

存在感や圧迫感を感じることに苦手な人は大きなデメリットといえますよね。

また、ベッドに高さがあるど、落ちた時に怪我をする可能性もあります。

小さい子供や年配の方が使う場合は気をつけた方がいいと思います。

2.湿気やすいのでカビやダニが発生しないか心配

収納ベッド全般に言えることですが、ベッド下に収納ボックスがある以上、風通しが悪いので、湿気がこもりやすく、カビやダニ対策をしておく必要があります。

収納がボックス構造のチェストベッドであれば、収納の中は湿気が入りにくくなっています。

それでも通気性はよくありませんので、収納ボックスの中に湿気取りや除湿剤を入れておくと、洋服や下着などの衣類を安心して収納できます。

ボックス構造は、収納の中に湿気が入りにくいメリットはありますが、マットレスとボックスの間に湿気がたまりやすいデメリットがあります。

収納庫よりもマットレスにカビやダニが発生しやすいと言えますので、マットレスの湿気対策もしっかりした方がいいですよね。

部屋の窓を開けて換気して、マットレスを風通しの良いとこりに立てておくだけで、マットレスの湿気対策になりますので、定期的にマットレスの通気性をよくして、除湿するのがいいと思います。

マットレスによってはサイドに空気穴があり、マットレス内部にたまった湿気を下に逃がすのではなく、サイドの空気穴から逃がすマットレスもあるので、湿気対策にそのような機能が付いたマットレスを選ぶのもいいですよね。

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⇒「収納ベッドの湿気対策9つの方法とは

3.ベッド下はホコリが入りやすい

ベッドの床下はほこりがたまりやすく、一般的な引き出しだと湿気が入りやすいだけでなく、ほこりも入りやすいです。

また、引き出しがあるため、ベッド下の掃除はやりにくいです。

ボックス構造の引き出しを使うことで収納ベッドのほこり対策になります。

ボックス構造の引き出しは、四方が板で囲まれているため、湿気だけでなく、ほこりも入りにくくなります。

4.収納量が増える分、価格が割高

チェストベッドは引き出し付き収納ベッドに比べ、引き出しの数が多いのと、ボックス構造になると使用する材料が増え、どうしても割高になります。

引き出し付き収納ベッドより価格があがるのはデメリットですが、収納のないベッドとチェストをそれぞれ買うよりも割安で、しかも部屋のスペースを有効に使え、部屋もスッキリしますので、価格が高いのは納得してもらえるのではないでしょうか?

5.チェストベッドは並べて使いにくい

引き出し付き収納ベッドと同じで、チェストベッドは並べて置くと、部屋のレイアウトによっては片方のチェストベッドの引き出しが使えなくなります。

両方のチェストベッドの引き出しを開けるには、二つのチェストベッドのサイドに引き出せるだけのスペースがいるため、部屋の間取りが広くないと難しいですよね。

そもそもチェストベッドを置きたい理由が部屋が狭かったり、収納する場所がないということなので、チェストベッドを並べて使いたいという需要は少ないとは思います。

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まとめ

チェストベッドは存在感や圧迫感といった見た目に対するデメリットがありますが、それ以上に大量に収納でき、用途別に仕分けして収納しやすい大容量の収納スペースは魅力的です。

収納ベッドで心配になる湿気やほこりは、価格は割高になりますが、ボックス構造がおすすめですよね。

定期的に部屋の換気や引き出しを開けっぱなしにしたり、マットレスを立てておくなどの湿気対策をしておけば、カビやダニの心配はクリアされますので、荷物の量に対して、収納スペースが足りないと感じる人は検討してみる価値はありますよね。

ワンルームマンションで一人暮らしを始める荷物の多い人にチェストベッドはおすすめです。

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