ジョイントマットは赤ちゃんマットとして人気があります。
乳幼児や子供の転倒時の怪我防止や階下への防音対策に大判のジョイントマットを敷き詰めている家庭が多いと思います。
赤ちゃんの誕生を機会にジョイントマットの購入を検討されるママにとって気になるのが、ジョイントマットの掃除頻度と掃除方法ではないでしょうか?
ジョイントマットの掃除が大変だったり、掃除しにくいとちょっと考えてしまいますよね。
ジョイントマットといってもいろいろな素材があります。
今回は表裏の素材がEVA樹脂のジョイントマットの掃除方法を紹介したいと思います。
コルクマットの掃除方法についてはこちら
⇒「コルクマットの掃除の仕方5選!赤ちゃんがいてもお手入れ簡単!」
ジョイントマットを敷きっぱなしにするとどうなる?
もし、ジョイントマットの下や裏の掃除をサボって敷きっぱなしにすると、衛生面や汚れなど、どんな心配事があるのでしょうか?
床にカビが生える危険
ジョイントマットの掃除をしないとジョイントマットの裏や床に黒ずみが目立ってきます。
黒ずみの正体はカビですよね。
カビは湿気とエサとなるほこりがあるところはすぐに発生します。
床材がフローリングだと床下からの冷気でジョイントマットとフローリングの間に結露が発生します。
敷きっぱなしにしてると当然、通気性が悪いので高湿な状態となります。
高湿な環境はカビが大好きな住まいです。
また、ジョイントマットの下に不思議とゴミが入り込みます。
ほこりはカビの養分になります。
ジョイントマットを掃除しないとカビが発生する可能性が高いですよね。
ダニの糞(ふん)や死がいだらけ
カビが生えやすい環境とダニが繁殖しやすい環境は同じです。
高温多湿の場所を好みます。
ジョイントマットを敷きっぱなしにすると、カビだけでなく、ダニまで大量に発生する可能性が高いです。
ダニの姿は見えませんが、ダニは家の中に必ずいます。
ダニのいる場所で思い付くのが布団ではないでしょうか?
布団を干したり掃除しないと敷き布団の上がざらざらしてきますよね。
あのざらざらの原因はほこりだけでなく、ダニの糞や死がいです。
ジョイントマットの下も同じです。
掃除をせずに敷きっぱなしにしてるとダニの糞や死がいだらけとなり、それがカビの養分となります。
ほおっておくとカビとダニは凄い勢いで増殖するので危険です。
不衛生なところには小さい虫が湧いてくる可能性もあります。
カビとダニの繁殖を予防するには、清潔な発生しにくい環境を維持するのか大切ですよね。
フローリング床が変色
フローリング床は太陽の光のあたり具合で変色してしまいます。
ジョイントマットに限らず、カーペットなど敷物を敷いていると、敷いている部分は遮光されます。
窓から差し込む太陽の光によって、敷いていない箇所の方が日に焼けて変色しやすいですよね。
ジョイントマットを敷き詰めていた境は跡が付いたように感じます。
長期間同じ場所に置いてるリビングテーブルやイスの脚も跡が付きますよね。
定期的にジョイントマットをはがして、敷き詰めていた部分を太陽の光を届かせると、変色が目立ちにくくなります。
ジョイントマットの気になることに、フローリングに色移りしないかよく心配されます。
「ジョイントマットを1年ぐらい敷きっぱなしにしても色移りはなかった」という声があるように色移りの心配は大丈夫です。
ジョイントマットの掃除頻度
ジョイントマットの掃除は面倒でも、表面のゴミや汚れは毎日掃除してほしいです。
とくに赤ちゃんマットやプレイマットの用途として購入したら、常に清潔できれいにしとくなど衛生面で気にかけたいですよね。
週に1回はジョイントマットをはずして、下にたまったほこりもきれいに掃除機ですいとることをおすすめします。
和室にジョイントマットを敷いてると、フローリング床より掃除頻度は多い方が良いですよね。
汚れたときだけでなく、月に1回から2回は定期的にジョイントマットを洗うと赤ちゃんも安心できて清潔に使えます。
ジョイントマットの掃除は大変だなと思ったかもしれませんね。
ただ、ジョイントマットだけでなく、絨毯(じゅうたん)やラグなんかも一緒です。
子どもが小さいうちは、こまめに掃除することを心がけてほしいと思います。
カビやダニが発生したせいで、子どもがアレルギー持ちになったら大変です。
ジョイントマットの掃除方法
ジョイントマットのお手入れや毎日の掃除の仕方を紹介したいと思います。
日常の掃除方法は掃除機
日々の掃除方法は、ジョイントマットの表面を掃除機をかけて、ほこりをすいとります。
結合部分にほこりがたまりやすいので、念入りに掃除機をかけたいですよね。
細いタイプのノズルがあれば、ヘッド部分を変更すると吸い込みやすいです。
定期的にジョイントマットをめくって、ジョイントマットの下の床の掃除機をかけます。
敷き詰めていても結合部分の隙間やサイドから細かいゴミやほこりが入っています。
掃除機で注意したいのが吸引力です。
たとえば、ダイソンなどパワフルな掃除機をジョイントマットに使うと、吸い込みすぎて掃除しにくいので気をつけてくださいね。
個人的な好みですが、マキタの掃除機は、ほどよいパワーでコードレスなので使い勝手は良いと思います。
こまめにして欲しい掃除方法は拭き掃除
掃除機と併用して、やって欲しい掃除方法が拭き掃除です。
きれいな雑巾をしぼって表面を拭いていきます。
ジョイントマットの上で赤ちゃんがジュースを飲んだり、おやつを食べさせていると、飲みこぼしや食べこぼしをしますよね。
その都度、ちゃんと拭いていても汚れがつきますので、こまめに水拭きをしてアルコールを吹き付けてると清潔な状態を維持できます。
タオルを絞るのが面倒なときはクイックルワイパーがおすすめ。
クイックルワイパーだと手軽に拭き掃除ができますよね。
赤ちゃんがお昼寝していて、掃除機が使えないタイミングに拭き掃除をするのがおすすめです。
たまにする掃除方法は水洗い
ほとんどのジョイントマットは水洗いできます。
乳幼児がいてると月に1回から2回は水洗いしてあげたいですよね。
水洗いをしたあとは陰干しします。
早く乾かせたいからと天日干しすると、ジョイントマットが反り返る原因になります。
風通しの良いところで必ず陰干ししてください。
除菌もできる掃除方法は洗剤
水洗いで取れない汚れや、いつもより綺麗に洗いたいときはリビング用中性洗剤で洗います。
リビング用中性洗剤がないときは台所用中性洗剤で代替えできます。
中性洗剤で洗ったら、しっかりと水で洗い流してください。
ジョイントマットは赤ちゃんやペット用に敷き詰める使い方が多いので、口に入れる可能性が高いです。
食器などと同じように洗剤が残らないように気をつけたいですよね。
安心な掃除方法は重曹
ジョイントマットに洗剤が残らないか心配な人におすすめなのが重曹です。
重曹は体内に入っても大丈夫な素材です。
洗剤の代わりに重曹を使って洗うと安心ですよね。
100均などでスプレーの容器を用意してその中に重曹水を入れておきます。
重曹水を準備しておけば、ジョイントマットに吹きかけて乾いた雑巾で拭き取れば、普段から簡単にできる掃除方法です。
ジョイントマットの材質がコルクだと重曹は使わない方が良いので注意してください。
ジョイントマットの隙間対策
ジョイントマットの隙間にゴミが入らないように、養生テープやマスキングテープを貼る方法がよく紹介されていますよね。
私は正直どうかなって思ってます。
養生テープを貼ってしまうと、ジョイントマットのメリットである取り外しが面倒です。
そもそも養生テープを貼るのが面倒ではないですか?
水洗いしたあとに、また貼るのかと考えるとあまりやりたくないです。
もっと簡単に隙間にゴミが入らないようにするおすすめの方法がジョイントマットの上にキルトラグを敷くこと。
綿100%のキルトラグは肌触りも良くクッション性や滑り止めの加工をしているものがあります。
洗濯機で洗える点もおすすめですよね。
面倒くさいを解決!ジョイントマットが掃除しやすい簡単な方法
ジョイントマットをはずして、ジョイントマットを洗って乾かしてる間にフローリングに掃除機をかけて、もう一度敷き直す。
1日でこれを一人でするのは大変ですよね。
クリーンな状態になるのはわかってるけど、何より面倒くさい。
いくら可愛い赤ちゃんのためとはいえ、子育てしながらのジョイントマットの水洗いは重労働です。
そこでおすすめの方法は予備のジョイントマットを用意しておくことです。
予備のジョイントマットがあれば、その日は、ジョイントマットを外して、床に掃除機をかけて、予備のジョイントマットを敷くだけ。
汚れたジョイントマットは別の日に洗って、しっかり乾かせます。
デメリットはお金がかかること。
ただし、ジョイントマットを交互に使うことでジョイントマットの寿命は伸びます。
赤ちゃんがある程度大きくなるまで使おうと思ってるなら、汚れや耐久性の面から買い換える可能性が高いとこと思います。
先に買うか後で買うかの違いであれば、そこまでデメリットと思わないですよね。
それよりママのストレスが少しでも解放されると、赤ちゃんの育児に好影響を与えてあげれると思います。
敷き直すときに便利な方法がジョイントマットに番号を書いておくことです。
一度取り付けてしまうと結合部分が他のジョイントマットと合わないなってきます。
無理に敷き詰めてしまうと結合部分の隙間が大きくなったり、ジョイント部分が傷みやすくなります。
番号を書いておくと敷き直すときに取り付けやすいです。
ジョイントマットの一覧はこちら
⇒「ジョイントマット【楽天市場】」
まとめ
ジョイントマットの掃除方法などを紹介させてもらいました。
防音、防寒、転倒時の怪我防止、床の保護など、ジョイントマットにはたくさんのメリットがあります。
どの敷物も掃除は大変です。
ジョイントマットの掃除に対する不安が少しでも解消してもらえたらうれしいですよね。