ジョイントマットの洗い方の手順とやってはいけない洗い方とは

ジョイントマットの洗い方お手入れ
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ジョイントマットの主な購入理由として、

  • 赤ちゃんの転倒時の怪我防止
  • フローリングからペットを守るため
  • 床からのつらい寒さの防寒対策
  • 階下への防音対策
  • フローリングの傷を防ぐため

など、いろいろな用途でジョイントマットを敷く人が増えています。

そこで知っておきたいのがジョイントマットの洗い方。

ジョイントマットをこれから購入する人や初めて買ったばかりの人は、どういう風に洗えばいいのかわからないですよね。

今回は、ジョイントマットの洗い方と絶対やってはいけない洗い方を紹介したいと思います。

水洗いをした方がいい場面とは

ジョイントマットはEVA樹脂やポリエチレンといった防水性や撥水性が高い素材で出来ています。

バスマットやビーチサンダルなどによく使われる素材です。

撥水性があるので、ちょっとした食べこぼしや飲みこぼしであれば、さっと雑巾で拭き取れば大丈夫です。

それでは、ジョイントマットを丸洗いした方がいいケースはどういう時でしょうか?

ジョイントマットの洗い方を紹介する前に、丸洗いした方がいい場面を考えていきます。

ジュースをこぼしたとき

赤ちゃんや小さい幼児がいると飲みこぼしはしょっちゅうです。

おさ湯など、糖分を含んでいないものをこぼした時は、さっとタオルで拭けきれいに取れます。

ジュースをこぼすと、きれいに拭き取ったつもりでも、こぼれた箇所は「べたべた」しますよね。

べたべたした部分を取り外して、丸洗いする洗い方をした方がきれいになります。

【べたべたを少しでもなくすコツ】

ジュースをこぼしたら、ぬれタオルで拭くのではなく、乾いたタオルでジュースを吸い取ります。

そのあとに、熱いお湯でタオルを絞り、べたべたするジョイントマットを拭くとマシになります。

べたべたの原因は糖分です。

糖分はお湯を使うと溶けやすいからです。

嘔吐したとき

赤ちゃんは母乳やミルクを飲むと、すぐもどすことがあります。

また、小さい子供は大人と違い、風邪をひくと、吐くことが多いです。

むせた場合など、少しだけ吐いた程度なら、水拭きで対応できるかもしれません。

ただ、嘔吐するときは、結構な量をもどしますよね。

そのときは、嘔吐した部分のジョイントマットを外してきれいにする洗い方がおすすめです。

ジョイントマットだけでなく、床もきれいに掃除しておきましょう。

排泄物がついたとき

室内で飼っている犬や猫のトイレの周りにジョイントマットを敷いてる人もいると思います。

たまに粗相をしてしまい、ジョイントマットが汚れることがあります。

また、ジョイントマットは弾力性があり柔らかいので、赤ちゃんのおむつがえに最適です。

赤ちゃんのうんちがいっぱいでおむつから漏れてることがあります。

肌着や服にうんちがついて汚れたりすると、ジョイントマットにうんちがつきやすいです。

大人のうんちとは違い、赤ちゃんのうんちはきれいですが、水拭きするだけでなく、水洗いする洗い方の方が安心です。

汚れに気づいたとき

食べこぼしや飲みこぼしのたびにちゃんと拭き取っているつもりでも、汚れがついていきます。

きれいに使っていても、手あかなどの汚れが目立ってきます。

汚れに気づいたら、面倒くさがらずにその部分を外して水洗いする洗い方が良いです。

汚れの種類によっては、汚れがこびりつくと取れなくなってしまいます。

子供が落書きしたとき

注意しててもやられてしまうのが、子供の落書き。

ジョイントマットの上で、寝っ転がってノートにお絵かきしていると、クレヨンなどの跡が必ずついてます。

水拭きで取れればいいですが、取れない時はぬるま湯や洗剤を使った洗い方がいいと思います。

定期的に洗う

赤ちゃんやペット用として敷いていると半年に1回程度、定期的に丸洗いするをいいと思います。

丸洗いする期間が短いと大変ですが、それだけ清潔にはなります。

丸洗いするメリットにジョイントマットだけでなく、ジョイントマットの下の床をきれいにすることができます。

ジョイントマットを敷いてる床は普段掃除できないですよね。

ジョイントマットの表面に汚れが目立ってなくても、敷きっぱなしにしているとほこりや湿気がこもりやすいです。

するとカビやダニの発生する可能性が高くなります。

赤ちゃんやペットのためにも、清潔でクリーンな状態にしてあげたいですよね。

ジョイントマットの洗い方。6つの手順とは

バスマットやビーチサンダルと同じように、ジョイントマットも水洗いができます。

水拭きではきれいに取れないときなどは、水で洗い流す洗い方が良いですよね。

1.掃除機をかけてからジョイントマットを取り外す

ほこりや髪の毛などを掃除機で吸い取ってから水洗いする洗い方がいいと思います。

ほこりがついた状態でジョイントマットを洗うと、髪の毛などが排水口につまる原因になります。

2.洗う場所はお風呂場がおすすめ

ジョイントマットはバスルームで水洗いする洗い方がおすすめです。

一戸建ての家の庭に、蛇口がついていると外で洗いたくなります。

ただ、風がある日は軽いので飛んでいく心配や日差しが強いとジョイントマットに良くありません。

洗った後、地面にジョイントマットを置くのも抵抗があります。

バスルームにはシャワーがついており、お湯が使えるのもメリット!

バスルームはどの家にもありますので、洗い場としては最適だと思います。

3.ジョイントマットの洗い方

ジョイントマットは一枚ずつ、水で流しながら手で優しくこすります。

ぬるま湯で洗うと汚れは取れやすいです。

汚れがひどいときは、やわらかいスポンジに中性洗剤をつけて、よく泡立ててから軽くこすっていきます。

中性洗剤で洗ったときは、よく水で流してすすいでください。

洗剤がジョイントマットに残っていると赤ちゃんの口に入る可能性があるので十分洗い流しましょう。

中性洗剤を使うのが心配な人は重曹を使って洗うと良いです。

ただし、重曹は安全な素材ですが、研磨作用がありますので、こすりすぎには注意が必要です。

4.ジョイントマットの干し方

洗い終わったら、乾いたタオルで拭きます。

ジョイントマットの基本的な干し方は、風通しの良い場所で陰干しします。

間違っても天日干しはしない方がいいです。

早く乾かしたいからと太陽の光が当たる場所で乾かすと、ジョイントマットが反り曲がったり、変形する可能性があります。

バスルームで洗った後は、バスルーム内に立てて干すと楽ちんです。

立てるときは、なるべく重ならないように置くと、乾きやすいです。

お風呂場の窓を開けて、換気扇を回すなど、通気性の良い状態にします。

扇風機があれば、ジョイントマットに向けると乾きやすいですよね。

ベランダなどに干す場合は、洗濯ばさみで、はさまないように気をつけてください。

洗濯ばさみではさむと、その部分がへこんでしまいます。

洗濯ネットを利用して干すと、形がくずれずにきれいに干せますよね。

5.床をきれいに掃除する

ジョイントマットを乾かしてる間に、敷き詰めていた床をきれいに掃除します。

フロアワイパーで細かいゴミを取り除きます。

次に掃除機を使い、フロアワイパーで取れなかったゴミを吸い取ります。

フロアワイパーがなければ、掃除機だけでOKです。

最後にきれいな雑巾を水でしっかり絞ってから、水拭きすると完璧です。

タオルをよく絞ってしっかり水をきっていないと、水滴がフローリングについてしまい、フローリングをダメにするので気をつけてください。

また、フローリングが濡れた状態でジョイントマットを敷くと、カビの原因にもなります。

フローリングの場合、あまり強くゴシゴシこすりすぎないのもポイント。

強くこするとフローリングが傷む原因になります。

6.ジョイントマットを敷き詰める

ジョイントマットがしっかり乾いたことを確認したら、ジョイントマットを敷き詰めていきます。

新しいジョイントマットと違い、一度敷き詰めたジョイントマットはつなぎ目が合わず、はまりにくいです。

温度や湿気などの外部環境や、つなぎ目部分を踏んだりすることで、見た目にはわかりませんが、つなぎ目部分が変形していきます。

できるだけ、敷いていた元の場所に設置していくと結合しやすいです。

無理につなげると、隙間ができてしまい、ゴミがより一層たまりやすくなってしまいます。

同じ場所に敷き詰めるのに、購入したらやっておくと便利なワザがあります。

ジョイントマットの裏に油性マジックで番号を書いてから、番号順に敷き詰めておきます。

そうしておけば、取り外して再度敷き詰めるときも番号順に置いていくと、はめやすいです。

絶対やってはいけないジョイントマットの洗い方

最後に、ジョイントマットで禁止されている洗い方を2つ紹介します。

洗濯機を使った洗い方

水洗いできますが洗濯機では洗えません。

洗濯機で洗うと、ギザギザ部分がボロボロに取れ、ジョイントマットが傷むだけでなく、洗濯機が故障します。

たわしを使った洗い方

やわらかいジョイントマットを硬いたわしで洗うのは適していません。

ジョイントマットの表面を傷つけてしまいます。

ジョイントマットは手もしくはやわらないスポンジでやさしくこすってあげてくださいね。

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まとめ

今回は、ジョイントマットの洗い方を紹介させていただきました。

洗い方の前に、ジョイントマットを洗った方がいいかなと思う事例も紹介しています。

一気にすべて洗おうと思うとしんどいですよね。

ローテーションしながら洗うのも一つのやり方ではないでしょうか。

そのときに、予備のジョイントマットを用意しておくと便利です。

予備があれば、ゆっくりと洗うことができます。

忙しいママにとって良い方法だと思います。

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