コルクマットのデメリットと欠点 13個

コルクマットのデメリット特徴
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フローリングの床の硬さから守るために、赤ちゃんやペットにやさしいと評判のコルクマット。

「肌触りが良い」

「あたたかい」

コルクマットの口コミや感想は良い事が書かれていますよね。

でも、「コルクマットのデメリットってないの?」って思いませんか?

商品を買ってから後悔するよりもデメリットを先に知っておきたいものです。

実際に使ってみたデメリットや欠点、使用上の注意点を紹介したいと思います。

13個のデメリットと欠点

1.表面にコルクのクズがついている

コルクマットを購入して一番多いのが、コルクのクズが気になるという感想です。

粉砕したコルクを接着剤でつけているため、コルクがポロポロと取れることがあります。

また、国産ではなく海外で作られたものは、表面を研磨することが多く、海外製のコルクマットはクズが発生しやすいと言えます。

ただし、コルクのクズが気になるのは使い始めたときだけで、使っているうちに気にならなくなります。

<対応策>
コルクマットの表面を掃除機をかける。

もしくはコロコロクリーナーでクズをきれいに取ります。

コロコロの粘着テープが新しいと、くっつぎすぎてコルクがはがれることがあるので気をつけてください。

少し使用して粘着力を落としてから使用するといいと思います。

コルクマットでも使いやすい「コロコロフロアクリン」という商品があります。

強弱2種類の粘着テープを使用しているため、くっつきにくい仕組みになっています。

興味のある方は下記の記事の中でおすすめしていますので参考にしてくださいね。
⇒「コルクマットの掃除の仕方5選!赤ちゃんがいてもお手入れが簡単!

2.ニオイがきつい!

コルクマットの「ニオイがきつい」とデメリットを感じる方が多くおられます。

とくに安価なものはニオイをする傾向があります。

ニオイの原因は、裏面に使われているEVA樹脂です。

EVA樹脂を加工するさいに、架橋剤(かきょうざい)を使います。

この架橋剤がニオイの元になっています。

ただし、架橋剤のニオイは時間が経過すると気化をします。

気化をするとニオイが拡散する性質があります。

ほとんどのコルクマットは1~2日程度でニオイがなくなります。

ニオイがするのは使い始めた最初の間だけです。

EVA樹脂の特徴や安全性について、「EVA樹脂とは」に詳しく書いています。

<対応策>
ニオイがキツイと感じる場合は、床に敷く前に屋外に陰干しします。

架橋剤のニオイが気化しますので、風通しの良い場所に置いておくとかなりニオイが取れるはずです。

ニオイがキツイと気分を悪くする人がいますので、質の良いコルクマットをおすすめします。

質の良いものはニオイをしない加工を施してあります。

3.ジョイント式のデメリット

床キズ防止にコルクマット

コルクマットは30センチや45センチ四方形のマットをつないでいきます。

部屋の大きさや形に合わせて自由にレイアウトできるメリットがありますが、つなぎ目が目立つと見た目が悪くなります。

また、見た目だけでなく、ジョイント部分に隙間ができると、赤ちゃんの食べかすやほこりが入り込みやすくなります。

<対応策>
質の良いコルクマットはつなぎ目が目立ちにくく加工されています。

ただし、隙間が目立たないコルクマットを使用したとしても、衛生面から1年に2回ぐらいは取り除いて掃除機をかけてほしいと思います。

4.メーカーやサイズが違うとジョイントできない!

メーカーが違うとちゃんとつながりません。

同じメーカー製のものでもサイズが違うとジョイント部分の幅や高さが異なります。

大きなコルクマットはジョイントが大きく、小さいコルクマットはジョイントが小さくなる傾向があります。

<対応策>
同じメーカーで同じサイズのものを購入することです。

リピーターが多く、追加購入されることが多いです。

追加購入時は気をつけてもらいたいと思います。

5.サイドパーツがない!

ホームセンターや100均などで売られている比較的安いタイプにはサイドパーツがなかったりします。

見た目がキレイでない上に、サイドパーツがないとジョイント部分がすぐにいたみ、ボロボロになりやすいです。

また、赤ちゃんやペットの犬はジョイント部分に興味を持ち、手で触ったり、口に入れたりします。

赤ちゃんやペット用として購入する人には大きなデメリットと言えます。

<対応策>
サイドパーツがあるコルクマットを買うことです。

違うメーカーのサイドパーツは使えないので注意してください。

もしくは、端の部分をカットしてしまう方法もあります。

サイドパーツのあるコルクマット

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⇒「コルクマット【楽天市場】

6.重い家具などを置くと跡が残る

ダイニングテーブルやタンスなど重い家具を長時間置いておくと、へこんでしまい、跡が残ります。

コルクマットは弾力性があり、指で押した程度であれば戻りますが、一度へこんでしまうと元には戻りません。

部屋の模様替えをした時に、へこんだ部分が見えてしまうと、目立って気になることが多いです。

<対応策>
へこみを防止するには重いものを置かないことです。

物を置いてへこんでしまい、見た目が気になるようでしたら、沈んだ部分だけ取り替えることができます。

使用期間が長い場合は、全面取り替えることをおすすめします。

年月が経ってコルクマットが収縮していると、ちゃんとジョイントできない可能性があります。

7.端の部分が反り返る

安いタイプのコルクマットは重みで端の部分が反り返ることがあります。

<対応策>
質の良いものを選ぶことです。

ニトリやホームセンターではサンプル品が店頭に置かれています。

指で押して確認することをおすすめします。

通販で買う人は購入者のレビューや口コミを見ると確認できます。

8.カッターで切りにくい?

コルクマットのメリットとして、カッターで切りやすく加工がしやすいことがあげられます。

ですが、中にはカッターで上手に切れない人がいます。

「コルクマットは簡単に切れる!」とメリットを訴えられると、簡単に切れない人にとってデメリットと感じてしまいますよね。

<対応策>
1回で切ろうとせずに、何回もカッターの刃を入れることです。

力を入れすぎないように切るのがポイントです。

力みすぎるとまっすぐに切れない原因になります。

9.床暖房やホットカーペットに使えない?

床暖房やホットカーペットの上にコルクマットを敷くと熱で変形したり反り返る原因です。

せっかく快適な暖房設備があるのに使えないのはデメリットといえます。

<対応策>
床暖房やホットカーペット対応のコルクマットが売られています。

床暖房やホットカーペットの上に使えますので、併用したい人は床暖房対応のコルクマットを購入してください。

床暖房対応

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10.敷くのが面倒くさい

カーペットや絨毯(じゅうたん)と違い、パズルを組み合わせるように敷き詰めないといけません。

それが面倒くさいとデメリットに感じます。

簡単にすぐに敷きたいですよね。

<対応策>
対応策というわけではありませんが、実際にコルクマットを敷いてみると、「思ったより簡単に敷けた!」「時間もあまりかからなかった」と思います。

「面倒くさいな~」という気持ちより、「赤ちゃんやペットのために!」と強い想いを持つことで乗り切ってください!

11.厚みに注意!

コルクマットの厚みは約1センチ前後のものが多く売られています。

極厚タイプのものはそれ以上の厚さがあります。

クッション性や防音効果を重視しようとすると厚みのある方が効果が高いです。

ただし、厚みのあるタイプは気をつけたいポイントがあります。

開きドアの前まで敷くのであれば、ドアと床の隙間がないとコルクマットが敷けません。

段差ができるとよちよち歩きの赤ちゃんや高齢者は足をひっかけることがあります。

<対応策>
コルクマットを敷くところを確認しておくことです。

とにかく厚みのある方がいいのか、少し薄くても安全性を重視するのか、生活スタイルに合わせたバランスが大事になってきます。

12.色のバリエーションがない

コルクはナチュラルで天然な感じがおしゃれで好き!っていう人もいれば、地味で部屋のインテリアに合わないと敬遠される人もいます。

部屋をコーディネートしたい人にとってデメリットに感じます。

カラフルなジョイントマットだとインテリアを楽しめますよね。

<対応策>
着色されたコルクマットがあるのを知っていますか?

インテリア性やデザイン性を楽しみたい人は検討してみる価値があります!

ただし、一般的な商品より値段は高いです。

13.ジョイントマットの中では価格が高い?

素材がEVA樹脂のみのジョイントマットに比べて、コルク材を使用している分、価格は高いです。

安いコルクマットもありますが、安いとデメリット部分が大きく感じる傾向にあります。

赤ちゃんやペット用に購入を検討されている人は、それなりの価格帯のものを選んで欲しいと思います。

<対応策>
愛する赤ちゃんやペットのために頑張ってください(笑)

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まとめ

評判の良いコルクマットですが、デメリットだと感じる部分はいくつかありました。

それでも、致命的なデメリットはないように思います。

むしろ、デメリットよりもコルクマットのメリットの方が大きく感じる商品ではないでしょうか?

最後に、デメリットというよりも使う上で注意したいことを3点あげたいと思います。

  • 防音効果は期待しすぎないようにしてください。「ドスン」と床が響くような音は防音できません。
    防音効果については、「コルクマットの防音効果は本当にあるの?」を参考にしてもらいたいと思います。
  • 直射日光に当たらないようにしてください。コルク材は日光に弱く、変色します。
  • ジュースなどをこぼした時はすぐに拭いてください。撥水効果は高いですが、染み込むとシミになります。
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