最近は床暖房のある家が増えました。
持ち家だけでなく、新しい賃貸マンションやアパートのリビングには、床暖房のあるお部屋が当たり前のようになってきました。
我が家でも床暖房を使っていますが、足元が暖かいだけでなく、部屋全体がポカポカして気持ちの良い暖かさです。
エアコンだと乾燥したり、エアコン内部のカビなどを撒き散らす心配がなく、床暖房を経験してしまうとやめられなくなります。
そんな快適な床暖房でも気になるのが、床の硬さとマンションやアパートでの階下への生活音ではないでしょうか?
生活音によるトラブルは多く、隣人とのトラブルは絶対に避けたいですよね。
また、乳幼児や元気な子供がおられると転倒による怪我も気になります。
子供の安全面と防音対策としてフローリング材のリビングにコルクマットを敷いている方は多いです。
ただし、床暖房を使う冬の時期になるとコルクマットは使えないと思い、床暖房に対応した別のカーペットやラグマットを購入される方がいます。
ですが、コルクマットの代替え品としてカーペットやラグマットで大丈夫でしょうか?
実は床暖房に対応したコルクマットがあります。
赤ちゃんや小さい子供のためには、1年中コルクマットを敷いておきたいですよね。
赤ちゃんや小さい子供への安全は大丈夫?
赤ちゃんがハイハイやおすわり、つかまり立ちなど動き始めると気になるのがフローリングの床の硬さです。
赤ちゃんはよく転んだり倒れたりします。
頭が重たいので転んでしまうと頭を床に打つ事故が本当に多いです。
大事な頭ですから赤ちゃんを衝撃から守ってあげたいですよね。
そこでフローリングの上にコルクマットを敷いて対策されている方が多いです。
ただし、床暖房の上にコルクマットを敷けないと思い、カーペットやラグを敷こうと思っていませんか?
ですが、コルクマットと他の敷物ではクッション性がまったく違います。
赤ちゃんの怪我防止に大事なポイントがクッション性だと思います。
クッション性が少ないと赤ちゃんが転倒した時の衝撃を吸収しきれません。
クッション性が一番高いのはやはりコルクマットです。
カーペットやラグマットだとクッション性が低いので転んで倒れると痛いですし、たんこぶなどの怪我の原因です。
カーペットはフローリングの上に何もないよりはマシといった感覚だと思います。
それに比べてコルクマットはコルク材特有のクッション性のあるおかげで衝撃を吸収してくれるので、赤ちゃんマットとしては最適なマットと言えます。
関連記事はこちら
⇒「赤ちゃんの安全にコルクマットを購入した人のレビュー」
カーペットやラグマットだと防音対策に不安
コルクマットの場合、転んだ時の衝撃だけでなく、リビングの上を走り回った時の「ドタドタ」や飛び跳ねた時の「ドスン」といった床への衝撃音をコルクマットは吸収してくれます。
防音加工されたカーペットやラグマットはコルクマットに比べて厚みがない分、防音面でも落ちてしまいます。
寒い冬は子供を外に連れ出すのもおっくうになってしまい、家の中であばれる頻度が多くなったりしないでしょうか?
寒い冬こそコルクマットを敷いて防音対策をしておきたいですよね。
コルクマットの防音効果について、こちらの「コルクマットの防音効果は本当にあるの?」に詳しく書いてあります。
階下から「足音がうるさい」と苦情を受けたことがある人は、「「足音がうるさい」と言われた!マンションの防音対策の方法」を参考にしてください。
床暖房に対応したおすすめのコルクマット!
床暖房に対応していないコルクマットを床暖房に使用すると、コルクマットが変形したり反り返るので、床暖房やホットカーペットの上にコルクマットは使えません。
床暖房やホットカーペットの上に敷く時は、床暖房に対応したコルクマットを使うことをおすすめします。
耐熱試験で60℃までは変形しないことが確認されたコルクマットもあり、一般的な床暖房の表面温度はだいたい30℃なので安心して使用できます。
ただし、床暖房の設定温度の上げすぎや長時間の使用は注意してください。
敷いた箇所に床暖房の熱がこもると、過熱により床表面のひび割れや変色、床材の収縮を起こす原因となる恐れがあります。
また、メーカーに確認したところ、床とコルクマットの間に隙間が生まれてしまうと熱が滞留してしまい、60度以上に達し、稀にコルクマットが変形してしまうことがあるそうです。
使用する際は凹凸のない床で、隙間なく使用するようにアドバイスをいただきました。
コルクマットの一覧はこちら
⇒「コルクマット【楽天市場】」
まとめ
床暖房対応のコルクマットを紹介させて頂きました。
ただし、コルクマットを敷くことで多少断熱されるため、本来の床暖房の暖かさは伝わらないかと思います。これは他の敷物を同じことが言えます。
また、床暖房の上にコルクマット敷いた際の部屋全体の暖かさもコルクマットを敷いていない状態と比べると暖かく感じないかもしれません。
コルクマット自体に、熱を留めたり放熱する性質はありませんので、床暖房の性能を落としてしまいます。
ですが、子供が小さい時期は床暖房の暖かさよりも安全と防音を優先してあげて欲しいと思います。
それにコルクマットは床暖房に比べると敵いませんが、防寒マットとしても人気があります。
子供の成長に合わせて、乳幼児期はコルクマットを、少し大きくなればカーペットやラグマット、または何も敷かずにリビングを楽しむといったライフスタイルを変化させてみてはどうでしょうか?
実際に床暖房のあるリビングで使用されている例として、
- 床暖房が2面ある場合、片方のみコルクマットを敷いている。
- リビングに全面敷くのではなく、赤ちゃん用のプレイマットとして部分的に敷いている。
- 子供が小さいうちはコルクマットとオイルヒーターを併用している
など、コルクマットと床暖房を上手に併用しており、子供が小さい間は、あくまでも子供主体で考えられている人が多いですよね。