赤ちゃんのためのジョイントマットの8つの選び方とは

ジョイントマットの上で絵本を読む赤ちゃん赤ちゃん
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赤ちゃんがずりばいやハイハイし始めると、フローリング床の硬さから赤ちゃんを守るために、ジョイントマットを敷いてあげたくなります。

リビングにジョイントマットを敷くと、ジョイントマットの上で赤ちゃんをお昼寝させることができます。

赤ちゃんがリビングで寝ていると、家事の合間でも目配りできるので便利です。

子供が小さい間はジョイントマットを敷いてあげようと検討したくなります。

ジョイントマット選びで困るのが、ジョイントマットの種類が多いことです。

たくさんのメーカーや通販サイトからジョイントマットは販売されています。

大きさや厚みの種類がたくさんあると、ジョイントマットの選び方がわからないですよね。

赤ちゃん用にジョイントマットを購入される方の選び方を8つ紹介したいと思います。

1.素材の選び方

ジョイントマットの素材は大きく分けて2種類あります。

  • PE(ポリエチレン)
  • EVA樹脂(エチレンビニルアセテート)

PE(ポリエチレン)とは

ポリエチレンの特徴は安くて加工がしやすい点。

火や熱には弱いですが、防水性は高いのがメリットです。

ただ、接着性は低く、印刷や塗装は向いていないので、ジョイントマットのカラーバリエーションは少なめ。

【素材がポリエチレンのジョイントマット】

  • ニトリのジョイントマット
  • アカチャンホンポのジョイントマット

EVA樹脂とは

一般的なポリエチレンに比べて柔らかく、弾力性に優れ、比重が軽いのが特徴。

柔軟性や耐衝撃性という点で、赤ちゃんマットの選び方としてはEVA樹脂素材の方がおすすめです。

また、EVA樹脂は接着性に優れ、着色や塗装がしやすいので、ジョイントマットの色の種類が多くなりがち。

ポリエチレンに比べ性能が良い分、少し割高なのがデメリットです。

【素材がEVA樹脂のジョイントマット】

  • やさしいジョイントマット
  • やさしいコルクマット

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⇒「コルクマットに使われるeva樹脂とは

2.サイズの選び方

メーカーによって異なりますが、レギュラーサイズと大判サイズを用意していることが多いです。

レギュラーサイズの大きさ

レギュラーサイズは幅30cm×奥行30cmのタイプが多いです。

レギュラーサイズは大判サイズに比べて小さいので、スペースが狭いところや、柱がでっぱるなどいびつな形の場所に敷きやすいです。

赤ちゃんのお昼寝スペースやサークル内に敷き詰めるときは手軽に使えます。

【主なメーカーのサイズ】

  • ニトリの通常サイズは30cmタイプ。
  • やさしいジョイントマットの通常サイズは30cmタイプ。
  • アカチャンホンポの通常サイズは32cmタイプ。
  • 西松屋のプレイマットは31cmタイプ。

大判サイズの大きさ

大判サイズは幅45cm×奥行45cmのタイプが多いです。

大判サイズのメリットとして、つなぎ目が少なくて済む点です。

結合部分は、ほこりやゴミがたまりやすいので、つなぎ目が少ないのはメリットです。

赤ちゃんマットの選び方としては大判サイズの方がおすすめ。

なかには100cmほどの超大判や特大と呼ばれるサイズも販売されています。

【主なメーカーのサイズ】

  • ニトリの大判サイズは、45cmタイプ。
  • やさしいジョイントマットの大判サイズは、45cmタイプ。
  • アカチャンホンポの大判サイズは、62cmタイプ。

3.厚さの選び方

赤ちゃんのずりばいや転倒対策の点から考えると、ジョイントマットの厚みがある方が良いです。

ジョイントマットが薄いと、衝撃を吸収する力が劣るので、赤ちゃんのためには厚手のジョイントマットを選ぶことがおすすめ。

ただ、厚みがある分、足をひっかけてしまう心配や、配置場所によってはドアの開閉に支障がきたすことがあります。

赤ちゃんがずりばいやはいはいをし始めた頃なのか、ジョイントマットの上を走り回る年頃なのか、子供の年齢や用途まで考えたいですよね。

ジョイントマットの厚さは1.0cmから1.2cmの高さが一般的。

中には極厚タイプの約2.0cmの厚みのあるジョイントマットがあります。

【主なメーカーの厚さ】

  • ニトリは1.2cm、西松屋は1.0cm。
  • アカチャンホンポは1.8cm。
  • やさしいジョイントマットは1.2cmと極厚2.0cmの2種類。

4.色の選び方

ジョイントマットは2色カラーの市松模様を思い浮かべる人が多いと思います。

ジョイントマットの色は、子供が好むようなカラフルなイメージ。

そのカラフルな色遣いが、おしゃれではなく、幼稚に感じることもありますよね。

最近は、2色のコンビカラーだけでなく、単色や木目調、畳柄といったフローリングに合う素敵な柄が用意されています。

ただ、赤ちゃん目線から考えると、カラフルな色の方が好奇心を刺激しやすいかもしれません。

屋内遊技場などのプレイスペースは、カラフルな色のジョイントマットを敷き詰めていることが多いですよね。

とはいえ、赤ちゃんだけでなく、ママとパパが楽しい空間にすることも大事!

色による性能の違いはないので、家族がハッピーに感じる色や柄を選ぶと良いと思います。

ただし、ポリエチレンはプリントが苦手な素材ですので、色や柄の種類は少ない傾向にあります。

EVA樹脂素材のやさしいジョイントマットシリーズは豊富な色と木目調、畳柄を揃えていますよ。

5.衛生面での選び方

赤ちゃんはおっぱいを飲むことから、口のまわりの感覚や筋肉が体の中で一番最初に発達します。

口に物をくわえることで「硬い」「冷たい」「痛い」「味がする」などを判別します。

好奇心旺盛な赤ちゃんは、口に物を入れて、学習していきます。

ジョイントマットも赤ちゃんの口に入ることを前提に選ぶ必要があります。

抗菌加工されたものやホルムアレデヒドが検出されていないノンホルムアルデヒド製品は赤ちゃんの健康を考えると安心して使用できます。

やさしいジョイントマットはホルムアルデヒド検出試験で、乳幼児(生後24ヶ月以内)基準クリアの表記があり安心できます。

6.お手入れの選び方

ジョイントマットの掃除の仕方は掃除機をかけることが基本です。

とくにジョイントマットの結合部分に、ほこりがたまりやすいです。

赤ちゃんのためにも、ほこりがたまりにくくしたいですよね。

そこで、お手入れのしやすさで大判サイズのジョイントマットがおすすめ。

同じ畳数のジョイントマットを敷き詰めると、大判サイズの方がつなぎ目が少なくすみます。

結合部分を少なくすることで、ほこりのたまりやすい箇所が減りますよね。

7.サイドパーツの選び方

見た目の良さからサイドパーツをつけるケースが多いです。

ただ、ジョイントマット部分のギザギザがあると、好奇心旺盛な赤ちゃんは口に入れたくなります。

舐める程度であれば問題はありませんが、ギザギザ部分がちぎれて飲み込んでしまったら大変です。

赤ちゃんの安全を考えた選び方からもサイドパーツのある製品を選びたいですよね。

【サイドパーツのある製品】

  • ニトリのジョイントマット
  • アカチャンホンポのジョイントマット
  • 西松屋のくみあわせマット
  • やさしいジョイントマット

8.床暖房を考慮した選び方

部屋の空気が汚れなく、クリーンな暖房器具として床暖房を設置する家が増えています。

最近建てられた新しい賃貸マンションに設置されてることもありますよね。

床暖房は足元から心地よい暖かさを感じられ、部屋全体が過ごしやすい快適な温度になります。

エアコンは空気が乾燥するし、電気ストーブは危険なので、赤ちゃんがいる家庭では床暖房があると便利です。

ただし、床暖房の上にジョイントマットを敷き詰めると床暖房が使えなくなってしまいます。

せっかく床暖房があるのに使えないと残念ですよね。

そこでおすすめしたい選び方が、床暖房やホットカーペットに対応したジョイントマットを選ぶことです。

やさしいジョイントマットは床暖房に対応しているので、床暖房のある家庭におすすめしたいですよね。

ジョイントマットの一覧はこちら
⇒「ジョイントマット【楽天市場】

まとめ

赤ちゃんの安全を第一に考えたジョイントマットの選び方を紹介させていただきました。

クッション性の高い素材や万が一口に入れたとしても安心できるジョイントマットが良いですよね。

サイズや厚さ、色のバリエーション、サイドパーツ、床暖房対応といった赤ちゃんのための選び方で考えてみると「やさしいジョイントマット」が総合力で優れていると思います。

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