小さい子どもがいると、階下への防音対策にジョイントマットを敷き詰める家庭が多いです。
また、室内で犬や猫を飼っていると、足音対策だけでなく、足腰のけがを防止する目的でフローリングにジョイントマットを敷くことがあります。
何かと重宝するジョイントマットですが、ジョイントマットの上を子どもやペッドが歩くと、ずれてきます。
フローリングの上は滑りやすいので、ジョイントマットが動くケースが多いです。
頻繁にジョイントマットがずれるとストレスがたまりませんか?
「ジョイントマットを固定して動かないようにしたいな」と思いますよね。
フローリングの上のジョイントマットを固定して、ずれない方法を紹介したいと思います。
ジョイントマットを固定する3つの方法
ジョイントマットがずれる使い方は、部屋の一部分に敷いたときではないでしょうか?
床材がフローリングだと、ジョイントマットの下に入り込んだ小さなほこりが原因で滑りやすくなります。
きれいに敷いて配置したジョイントマットがずれるとなぜか「イライラ」します。
ストレスから解放されるためにも、フローリングの上をジョイントマットが滑らないようにしたいですよね。
ジョイントマットを固定して、ずれ防止やつなぎ目に隙間ができるのを防ぐアイデアを3つ紹介したいと思います。
1.滑り止めシートでずれ対策
一番おすすめのジョイントマットを固定する方法は、ジョイントマット専用の滑り止めシートをジョイントマットの下に敷くことです。
ジョイントマットを固定するのに、手軽にずれ防止対策ができる便利なグッズです。
ジョイントマットと床の間に敷くタイプと、ジョイントマットの裏に貼って使うタイプがあります。
裏に貼って使うタイプは、ジョイントマットの裏のほこりをとってから貼ります。
新品の時か、ジョイントマットをきれいに水洗いしてから貼るのが良いと思います。
滑り止めシートを張ったまま水洗いできる商品だと便利ですよね。
滑り止めシートの使い方ですが、ジョイントマット一枚一枚に敷くと固定する効果が高く期待できます。
ジョイントマットを敷いてる大きさにもよりますので、四隅のジョイントマットのみ固定するとか試してみるといいかもしれません。
ハサミで簡単にカットできますので、自分好みのサイズにできます。
滑り止めシートに抗菌防臭の機能が付いていると、カビやダニの発生を抑えることが期待できます。
だからといって油断は禁物!
カビやダニ対策は掃除と湿気対策が基本ですので、しっかり掃除したいですよね。
関連記事はこちら
⇒「ジョイントマットの掃除の頻度と方法とは」
2.部屋全面に敷き詰める
ジョイントマットが動きやすい原因に、部分的に敷くとずれやすい傾向にあります。
たとえば、赤ちゃんのプレイマットや、室内犬・猫のトイレ用に部分的に敷くケース。
四隅が固定されていないので、どうしても動きやすいです。
使う枚数が少ないと軽く、摩擦が少ないのも理由です。
赤ちゃんがずりばい、はいはいしたときや、ペットが歩いたりした拍子にずれます。
赤ちゃんの安全や、床の汚れ防止のためにも固定して使いたいですよね。
思い切って、部屋の一部に敷くのをやめてみるのはどうでしょうか?
たとえば、リビング一面に敷き詰めると固定され、動く心配はなくなります。
ただし、部屋全面に敷くデメリットが2つあります。
1つ目はコスト。
部屋の大きさにもよりますが、部分的な使い方より枚数が増えます。
購入する枚数が増えるとお金がかかりますよね。
2つ目はデザイン。
乳幼児が好みそうなカラフルな色の市松模様をリビング一面に敷き詰めた状態を想像してください。
人によっては幼稚な雰囲気に感じますよね。
部屋一面に敷き詰める場合は、木目調のジョイントマットやコルクマットがおすすめ!
おしゃれに敷き詰めて、少しでも部屋の景観を悪くしないようにしたいです。
3.部屋の角に敷く
部屋一面に敷くのに抵抗がある場合は、部屋の角に配置することです。
四隅は無理でも、ジョイントマットの端が壁にくっつけるだけで固定できます。
ただ、壁際は他の家具などを置いていることが多いので、スペースに余裕がないと難しいかもしれません。
やらない方が良い3つの固定方法
ジョイントマットを固定する方法で、やらない方がいいと思う3つのやり方を紹介したいと思います。
1.テープで止める
ジョイントマットと床を両面テープやガムテープを貼って固定する方法がありますがおすすめしません。
しっかりと固定できる反面、はがす時が大変!
粘着が強すぎるため、ジョイントマットの裏面が剥がれたり、フローリングを痛める原因にもなります。
賃貸マンションやアパートの場合、フローリングにテープの跡が残っていると引き渡し時に、補修代金を請求されないか「ドキドキ」です。
はがしやすい養生テープをすすめる人もいますが、「それもどうかな」と個人的に思います。
ジョイントマットをめくって掃除するときや水洗いするときに大変だと感じるからです。
ジョイントマットは赤ちゃん用に使う人が多いので、固定して貼り付けるよりも、掃除しやすい環境を優先したいですよね。
同じ理由でジョイントマットを床に接着して固定する方法もやめた方がいいと思います。
2.家具を置く
ダイニングテーブルやソファの脚をジョイントマットの上に置いて固定するやり方。
しっかり固定できるので、アイデアとしては悪くないと思います。
ただし、テーブルの脚が4本ジョイントマットの上に置いていることが条件です。
1本だけ置いたり、チェストの片隅を置いたりすると、せっかくの大事な家具が傾いた状態で使うことになります。
ジョイントマットの厚さは1cmから2cm前後が多いです。
少しでも不安定な状態で家具を置いてると、耐久性の面で家具によくありません。
もし、家具を置いて固定するのであれば、家具全体が載るようにジョイントマットの上に置きます。
家具を置いた場所はジョイントマットが凹みますので、それも承知の上で置いてくださいね。
3.ずれ防止にラップを使う
ラップに滑り止めの効用があるのを知っていますか?
カーペットやラグマットの滑り止めシートの代わりにラップを敷いておくと、簡易な滑り止め対策になります。
ジョイントマットも同じように床との間に入れてラップを敷いておくとずれにくくなり固定できるのでしょうか?
ジョイントマットの下にラップを敷いて試しましたが、残念ながら固定できませんでした。
ラップを滑り止めとして使うには裏に凹凸が必要であることがわかりました。
ジョイントマットの裏面は凹凸がないので、滑り止め効果は感じられませんでした。
滑り止めシートの代わりに使えたら便利だと思ったのですが、残念です。
ちなみにカーペットやラグマットなどの敷き物では使えますのでやり方を紹介します。
まずは食用品ラップを用意して、フィルムをまっすぐ引き出して切ります。
次にラップを半分に折ります。
折ることで滑り止めの効果と耐久性があがります。
最後にラップを敷き物の下に置きます。
その前に敷き物と床をきれいに掃除してほこりを取り除いておくと良いですよね。
簡単に滑り止めシートの代用になりますが、欠点は耐久性です。
1ヶ月ほどで取り替える必要があります。
おすすめのジョイントマット専用滑り止めシート3選
1.ニトリのすべり止めシート
【商品の特長】
ジョイントマット用
抗菌防臭加工
ハサミで簡単に切れます。
ジョイントマットの下に敷くだけで簡単に使えるのが良いですよね。
抗菌防臭加工されているので、固定するだけでなく、ジョイントマット下のカビやダニ対策になるのは大きなメリットだと感じました。
ニトリのすべり止めシートの一覧はこちら
⇒「ニトリのすべり止めシート【楽天市場】」
2.CBジャパンの滑り止めシート
【商品の特長】
ジョイントマットに貼るだけで滑りにくくなる。
便利な滑り止めシート4枚入り
[製造国]日本
貼るだけで簡単に滑り止め対策になるので便利なグッズです。
日本製なのも安心。
ただ、貼ったままジョイントマットを水洗いできるか不明です。
商品はこちら
⇒CBジャパン 滑り止めシート 4枚入 ジョイントマット用 日本製
3.ベビーザらスの滑り止めシート
【商品の特長】
ジョイントマットに貼るだけで滑りにくくなる。
便利な滑り止めシート4枚入り
安心の日本製。
貼ったまま水洗いOK
こちらの滑り止めシートは貼った状態で水洗いできるので、安心してきれいに掃除ができますよね。
ベビーザらスの滑り止めシートはこちら
⇒「ジョイントマット専用 滑り止めシート【楽天市場】」
まとめ
ジョイントマットを固定する方法を紹介させていただきました。
おすすめの滑り止め対策はジョイントマット専用のシートを使うのが簡単!
ジョイントマットを固定して、イライラの原因となる「ずれ」を防止できればいいですよね。