脚付きマットレスの12つのメリットと7つのデメリットとは

脚付きマットレスのメリットとデメリット脚付きマットレス
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ベッドを置く部屋が狭かったり、引っ越し先の間取りの都合上の理由から、様々なレイアウトに合わせやすいコンパクトサイズの脚付きマットレスを選ぶ人が多いです。

また、これから一人暮らしを始める子供や子供部屋に初めてのベッドを用意する親御さんにとって、お手軽な価格が選ばれる理由になっています。

さらに、シンプルなデザインがどの部屋にも合わせやすい点も人気のひとつの理由です。

手軽にベッドを用意したい人におすすめの脚付きマットレスベッド。

これから購入を検討してる人はメリットだけでなく、デメリットも気になるところですよね。

脚付きマットレスのデメリットな部分を知らずに買ってから後悔したくないと思います。

そこで今回は脚付きマットレスベッドのメリットとデメリットをご紹介させて頂きます。

脚付きマットレスベッドの12つのメリット

脚付きマットレスのメリット

脚付きマットレスはベッドフレームとマットレスが一体化することで様々なメリットがあります。

1.サイズがコンパクトだから配置しやすい

マットレスの下に脚を付けただけのベッドだから、ヘッドボードやサイドフレームがありません。

フレームのあるタイプのベッドよりコンパクトな寸法になっています。

一般的なサイズのベッドだと置けないスペースでも、脚付きマットレスベッドであれば配置できることがあります。

また、部屋の空間にスペースが生まれるので、他のインテリアとのレイアウトが考えやすくなります。

2.部屋が広く見えやすい

部屋が狭いと少しでも部屋を広く見せたいと思いませんか?

低いベッドは圧迫感がなく開放的な空間を作りやすい理由で人気があります。

脚付きマットレスも背が低いので、低いベッドと同じように、部屋を広く見せる効果があります。

サイズも小さく高さも押さえた脚付きマットレスベッドは、部屋にベッドの存在感・圧迫感を出さずに設置することができます。

3.軽量だから女性でも搬入しやすい

軽いフレームで移動が楽にできるため、一人暮らしの女性でも搬入しやすいのが魅力です。

フレームがあると重たく、運び入れたり、別の所に移動するのが大変です。

持ち運びしやすい分割タイプの脚付きマットレスであれば、さらに搬入しやすくなります。

脚付きマットレスは、軽量でしかもシンプルなデザインが、模様替えのときも楽そうという点がとくに女性にうけています。

4.ベッド下を収納スペースに利用できる

クローゼットが狭いと、ベッドの下を収納スペースとして利用したくなりませんか?

化粧品や下着などの小物を収納するための収納スペースが欲しいという女性は多いです。

脚付きマットレスであれば、ベッドの下の空間を収納スペースとして使えます。

脚の高さを変更できる脚付きマットレスがありますので、収納量を増やしたいのであれば、脚の高いタイプを考えてみてもいいかもしれませんよね。

ただし、ベッドの下に物を置くと通気性が悪くなったり、ベッド下の掃除がしにくくなるといったデメリットはあります。

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5.ベッド回りの掃除が楽

床に直置きするフロアベッドや収納付きベッドはベッド下やベッドと壁の間にゴミやほこりがたまりやすいです。

その点、脚付きマットレスはベッド下が空いてるので、簡単に掃除ができます。

お金に余裕があれば、ルンバなどのお掃除ロボットが使えますので便利ですよね。

6.組み立て・設置が簡単

脚付きマットレスのメリットは組み立てが簡単なことです。

フレームがあると工具を使って組み立てる必要があり、一人暮らしで手伝ってくれる家族がいない人や力の弱い女性はベッドを組み立てるのに抵抗がありますよね。

ベッドの設置サービスがあればいいですが、ネット通販の台頭もあって自分で組み立てることが多くなっています。

ベッドの組み立てや搬入が大変そうだからと思って、ベッドの購入を諦めていた人も多いと思います。

脚付きマットレスは軽量なものが多く、組立も簡単にできます。

女性でも「簡単に組立・設置できた」という評判が高いベッドです。

7.使用する部材が少ないので価格が安い

マットレスとベッドフレームが一体化しているので、使用する部材が他のベッドより少なくすみます。

製造にかかる原価が低いことから、他のベッドに比べて、比較的安い価格で販売されてることが多いです。

価格が安いと新しく一人暮らしを始める新社会人や学生、子ども用に買いやすいですよね。

8.横に2台並べて置ける

布団を敷いて寝るのと同じように、ベッドで家族が並んで一緒に眠りたい人にメリットがあります。

脚付きマットレスはフレームがないので、2台並べて置いても隙間が出来にくいです。

ベッド同士が離れないように連結できるタイプの脚付きマットレスがあります。

2台並べて置くことで、夫婦やカップル、親子ベッドとして使うこともでき、バリエーション豊かに設置しやすいところが利点です。

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9.スッキリしたシンプルデザイン

マットレスとベッドフレームが一体化している為、見た目がスッキリしたシンプルなデザインが魅力的です。

シンプルな見た目はインテリア性が高く、他の家具と合わせやすいところがメリットです。

10.マットレスのローテーションがしやすい

マットレスの寿命を延ばすのに、表と裏や上下を入れ替えるローテーションが良いと言われています。

脚付きマットレスは表と裏のローテーションが出来ませんが、上下のローテーションは他のベッドより簡単に出来ます。

マットレスは重たいので、上下を入れ替えるだけでも大変。

その点、脚付きマットレスはヘッドレスなので、寝る向き(頭と足)を変えるだけでローテーションができます。

ヘッドボードがあるベッドの場合、体の向きを変えて寝るのは抵抗ありますが、脚付きマットレスなら簡単ですよね。

分割式の脚付きマットレスであれば、重量も半分なので、マットレスをローテーションするのもしやすいと思います。

11.ベッドにぶつけても痛くない

タンスやチェストなどの角に足をぶつけて、めちゃくちゃ痛い経験をしたことはありませんか?

大きなベッドは、足の指をぶつけてしまうリスクが高くなります。

フレームの多くは木材でできており、誤ってぶつけてしまうと怒りがこみあげる痛みです。

その点、脚付きマットレスは脚の部分以外は柔らかいマットレスですので、万が一ぶつかったとしても痛くありません。

色んなところにぶつけてしまうおっちょこちょいの人はメリットに感じると思います。

12.フレームのきしみがない

長年使っていると、フレーム同士をつないでいる金具のネジが緩み、寝返りを打つとギシギシときしみ音がすることがあります。

脚付きマットレスの場合、金具でフレームを組み立てていないので、きしみ音がありません。

眠りの浅い人はちょっとした音が気になりますので、寝返りを打ってもギシギシ音がしないのは良いですよね。

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脚付きマットレスの7つのデメリット

脚付きマットレスのデメリット

どんなに素晴らしい商品でもデメリットはあります。

他のタイプのベッドと比べて、たくさんのメリットがある脚付きマットレスベッド。

ですが、購入を検討してる人にとってはメリットよりもデメリットの方が気になりますよね。

後悔しないためにもデメリットをしっかり知っておいて欲しいと思います。

1.脚付きマットレスは基本ヘッドレスタイプ

シンプルなデザインが特徴の脚付きマットレスベッド。

シンプルなデザインに感じるのは、ヘッドボードが付いていないからです。

脚付きマットレスの多くはヘッド部分がありませんので、就寝時に必要な小物を置く場所を考えないといけません。

宮棚があると目覚まし時計や眼鏡などの小物類が置けて便利ですよね。

また、小物を置くスペースがないだけでなく、ヘッドボードがないと落ち着かなく、寝にくいと感じる人がいます。

そういう人は頭部分を壁際につけるなどの対策が必要です。

2.見た目が安っぽく感じる

脚付きマットレスはカジュアルな雰囲気が良いと感じる人もいれば、高級感がなく、安っぽいイメージを受ける人が多いのも事実です。

脚付きマットレスは軽いので持ち運びに便利ですが、重厚感がなく、カッコよさに欠けるところはデメリットです。

3.マットレスだけの交換ができない

長年使っているとマットレスはへたれてきます。

へたりだけでなく、歳を取ると体格が変わったり、腰の痛みを感じたり、寝具が合わなくなってきます。

そうなると自分に合ったマットレスに買い替えたくなります。

一般的なベッドはフレームにマットレスを載せてあるだけなので、マットレスだけを買い替えれば済みます。

ただし、脚付きマットレスの場合は、マットレスだけを取り換えることができません。

脚付きマットレスは買った時は安くていいのですが、ベッドごと買い替える事を考えるとトータル費用が高くなる可能性はあります。

ただし、子ども部屋や一人暮らし時代に手軽に使いたい人は、将来処分するケースが多いので、何年も先の買い替える事まで考える必要はないかもしれません。

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4.マットレスが干しにくい

寝汗によってマットレス内部には湿気がこもります。

マットレス内部に湿気がこもるとカビが発生しないか心配になりますよね。

床に直置きするフロアベッドや収納付きベッドは通気性が悪いので、定期的にマットレスを立てたりして湿気を逃がす必要があります。

脚付きマットレスベッドは脚が付いているので、立てて干しくいです。

ですが、脚付きマットレスベッドは、通気性が良い構造になっています。

通気性の悪いベッドと同じようにマットレスを干す必要性があまりないので、湿気に対して神経質になる必要はありません。

ただし、ベッドの下にたくさんの物を置きたいと考えてる人は通気性が悪くなりますので注意が必要です。

5.マットレスをひっくり返すことができない

マットレスをひっくり返さないと、同じ箇所に荷重がかかり、マットレスがへたれないか心配になると思います。

実は販売されているすべてのマットレスがひっくり返せるかというとそうではありません。

マットレスの内部構造上、表と裏があるものが大半です。

裏返すことができないマットレスと比較すると、脚付きマットレスに非があるとは感じませんよね。

上下のローテーションをするだけでも、マットレスのへたれをマシにすることは可能です。

6.フレームがない分、強度面が不安

ベッドフレームでしっかり組み立てていない分、強度面や耐久性で不安があるのはデメリットです。

体重のある男性は耐荷重を確認して、少しでも強度面で不安を取り除きたいところです。

マットレスの下の部分がシート作りのものは、シートがだんだんボロボロになり、シートが破れる可能性があります。

7.分割タイプは寝心地が良くない

脚付きマットレスベッドは他のベッドより軽量なので持ち運びしやすいのがメリットです。

さらに運びやすさを追求した分割タイプの脚付きマットレスベッドがあります。

分割タイプで気をつけたいのが、寝心地です。

マットレスが分割されると、一枚ものに比べて、マットレスの性能が落ちます。

マットレスの性能だけでなく、神経質な人はマットレスの切れ目が気になると思います。

一度気になってしまうと、睡眠の妨げになりかねません。

分割タイプはソファ代わりにしやすいなどのメリットもありますが、寝心地という点においてはデメリットに感じますよね。

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まとめ

脚付きマットレスベッドのメリットとデメリットをそれぞれご紹介させて頂きました。

購入を検討している人にとっては、メリットよりもデメリットが気になったと思います。

デメリットはありますが、良いところも多いので、手軽にベッド生活をしたい人に人気が高いのも納得です。

購入時にはぜひデメリットを知った上で、後悔のないベッド選びに今回の記事がお役に立てれば嬉しいです。

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