狭いアパートや和室の部屋がない住居だと、フローリングの上に布団を敷いて寝ている人は多いですよね。
赤ちゃんや小さい子供がいると川の字になって、ベッドを使わずに布団で寝ている家族も多いと思います。
フローリングの上に直接布団を敷いて寝ていると「冷え」と「体の痛み」に悩んでいませんか?
フローリング材は断熱性がないので、床下からの冷えがよく伝わってきます。
また、フローリング材は硬いので、敷き布団の厚みが薄いと、体重のある男性は、朝起きた時に体が痛く悩んでいる人もいます。
ひどい場合睡眠の質が低下し、慢性的に寝不足で苦しむことがあります。
ベッドを利用すればいいのかもしれませんが、布団で寝ないといけない事情があるとベッドは難しいですよね。
そこで手軽に「冷え」と「体の痛み」から解放されたいということで、ジョイントマットを検討される方がいます。
寒さ対策や防音対策、クッション性が良いことから、乳幼児のいる家庭ではリビングにジョイントマットを敷いていることが多いです。
リビングに敷くような使い方ではなく、ジョイントマットの上に布団で寝れば、寒さ対策と体の痛みが和らげることができます。
ただし、ジョイントマットの上に布団を敷いて寝ることに問題がないか、気になりますよね。
そこで、フローリングにジョイントマットの上に布団を敷いて寝るメリットとデメリットをご紹介したいと思います。
ジョイントマットで寝るメリット
フローリングに直接布団を敷いて寝ると背中や腰が痛くないですか?
私は朝起きると背中と腰が痛かったです。
体が痛くなるだけでなく、冬は床からの冷えが辛く、布団の中に入っているのに寒くて、掛け布団や毛布をたくさん使った経験があります。
「寒さ」と「体の痛み」の2つを解決できたのがジョイントマットです。
フローリングの上にジョイントマットを敷きつめて、その上に布団を敷いて寝ています。
分厚いジョイントマットであれば、ほどよいクッションとなり、背中や腰痛の緩和になったのではないかと思います。
それと、冬のフローリングからの底冷えに関しても、ジョイントマットを敷くことで寒さ対策にもなって一石二鳥になりました。
クッションのおかげで体の痛みが緩和
寝床の床が硬いと、翌朝、体が痛くなる原因と言われています。
寝ている時の血行が悪いと、筋肉が固まってしまい、体に痛みが発生します。
パソコンの前で長時間作業をしていると、肩や腰が痛くなりますよね。
長時間同じ姿勢でいるのは体によくありません。
就寝中は本来、寝返りをすることで、血行不良を防いでいます。
ただし、寝床が硬いと、実は寝返りがしにくいのです。
クッション性のあるジョイントマットを布団の下に敷くことで、適度な弾力から寝返りがしやすくなり、結果、体の痛みが感じにくくなります。
あまり薄いジョイントマットだと効果がありませんが、10cmから20cmほどの厚みのあるジョイントマットだと安心です。
ジョイントマットの断熱効果で寒さ対策
フローリング材は合板を何枚も重ねて圧縮して作られている為、内部にはほとんど空気が含まれていません。
空気が含まれていないと断熱効果がなく、熱の伝導率が高くなります。
フローリングの上を素足で歩くと「ひやっ」と感じるのは、床下からの冷えでフローリングが冷たくなっているからです。
床下からの冷えを防ぐために有効なのが、断熱効果のあるマットを敷くこと。
ジョイントマットは断熱効果のある素材で作られているため、大きなリフォームをすることなく、簡単に防寒対策ができます。
床下からの冷えは睡眠にも影響が及ぼすので、快適な睡眠環境を整えたいですよね。
ジョイントマットで寝るデメリット
ジョイントマットの上に布団を敷いて寝るデメリットはカビの心配です。
マンションは洋室が多く、フローリングにジョイントマットを敷いて、その上に布団で寝ていると、布団の裏にカビが発生したという話を聞くことがあります。
ただし、このカビの問題はジョイントマットだけの話ではありません。
今現在、フローリングの床に直接布団を敷いて寝ているのであれば、同じようにカビの心配は必要です。
特にカビが発生していないようであれば、ジョイントマットの上に寝ても、あなたの寝床ではカビが発生する可能性は低いと思います。
もし、フローリングや布団にカビが発生した経験があれば、ジョイントマットを敷くと同じようにカビが発生する可能性が高いですよね。
カビが発生する主な原因は湿気とほこりです。
ここからジョイントマットで寝る時の対策を6つご紹介しますので、一度寝床を改善してみてください。
カビが発生しなくなってから、ジョイントマットを検討するといいと思います。
1.布団を敷きっぱなしにしないこと
布団の上げ下げが面倒くさいからと言って、万年床になっていませんか?
万年床とは布団を敷きっぱなしの状態のことです。
布団を置きっぱなしの状態は敷布団と床の間に湿気がこもり、布団にカビが発生する原因です。
ジョイントマットの上に布団を敷いた問題ではなく、フローリングに布団を敷いても同じことが言えます。
布団を片付けるのが面倒くさいと思わず、起きたら布団の上げ下げは毎日して欲しいですよね。
2.布団を敷くところは清潔にすること
毎日の布団の上げ下げともう一つ大事なことが、掃除機をかけることです。
布団を置く場所にほこりがたまっていると、布団の裏面にもほこりがついてしまい、カビやダニの養分になります。
ジョイントマットの上に布団を置く場合は、ジョイントマットに掃除機をかけて、ほこりを取り除くといいと思います。
フローリングに直接布団を敷いているのも同じことが言えます。
フローリングの上をこまめに掃除するようにしたいです。
布団を敷くところに掃除機をかけようと思うと、布団を片付けておく必要がありますよね。
しつこいようですが、布団の上げ下げは面倒くさがらずにしましょう。
3.湿度の高い環境では除湿器を利用すること
湿気の多い地域や部屋の中に観葉食物を育てていると部屋の湿度も高い可能性が強いです。
部屋の湿気が多いと、床に結露が発生しやすくなり、結露のある上に布団を敷くことになりかねません。
日頃から部屋の中の湿度が高いのであれば、除湿器を使い、部屋の湿度を下げたいところです。
4.布団の下に除湿マットを敷く
敷き布団の下に敷く除湿シートに除湿マットがあります。
除湿マットとは、敷き布団の下に敷くだけで、布団内部に溜まった寝汗などの湿気を吸い取ってくれます。
重たい敷き布団を干す手間も省けるので、忙しい方は万年床にないやすいので注意が必要です。
除湿マットは定期的に干す必要があります。
忘れて年中布団を敷きっぱなしにならないように気をつけたいですね。
5.吸湿効果のあるコルクマット
ジョイントマットの中で、表面の素材にコルク材を使ったコルクマットがあります。
コルク材には湿気を吸収する作用があります。
除湿マットほどの湿気対策にはなりませんが、樹脂素材のジョイントマットよりコルクマットを検討してみるのもいいと思います。
6.過剰な加湿には気を付けること
赤ちゃんがいたり、乾燥する時期は寝室に加湿器を使って寝ている人も多いのではないでしょうか?
加湿器を使うと、部屋の乾燥を防ぐことで、喉の痛みや風邪の予防につながります。
気を付けたいのが加湿器をつけすぎると、湿度が高くなりすぎてしまうことです。
寝ている間は寝汗によって以外と部屋の湿度が高くなります。
とくに汗がかきやすい人や子供がいると寝ている間は思った以上に湿度があがります。
湿度計を見ながら、加湿器を上手に使いたいですよね。
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まとめ
フローリングの上の布団寝は、「冷え」と「体の痛み」に悩んでいる人がおられます。
この2つの問題点を解決できる簡単な方法に、ジョイントマットをご紹介させて頂きました。
ジョイントマットで寝るメリットだけでなく、デメリットも知ることで、ジョイントマットを検討する材料になれば嬉しく思います。