大好きな人からのプロポーズに始まり、両家の顔合わせや式場選びなど、嬉しい時でもあり忙しい時期だと思います。
新居が決まると、家具や家電など日常生活に必要なものをそろえ始めますよね。
本当は「好きなように家具や家電を選びたい!」と思っても、結婚相手が転勤族だとそうはいきません。
今すぐに転勤の予定がなくても、転勤が多いと言われている銀行員や商社・メーカーに旦那さんが勤務されていると将来転勤する可能性が高いです。
もしかすると新居も賃貸マンションではなく、社宅に入居される予定の夫婦もいてるかもしれませんよね。
一般的に難しいとされるのが大型家具であるベッド選び。
大きな買い物ですし、買い替えることも中々ないので悩む夫婦は多いです。
「新婚のときぐらいダブルベッドで一緒に隣同士で寝たいな~」と思いますよね。
広々したクイーンやキングサイズで寝たいと考えてる新婚さんもいてるかもしれません。
ただ、転勤のことを考えると、大きなベッドを選ぶのに抵抗があると思います。
そこで、転勤が多くても失敗しないためのベッドの選び方からおすすめのベッドをご紹介したいと思います。
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ベッドと布団おすすめはどっち?
転勤が多いと「引っ越しにベッドがあると大変だな」と思い、布団を床に敷いて寝る夫婦は多いと思います。
引っ越しの度にベッドの分解や組立が要らないですし、何より引っ越し費用も抑えられますよね。
引っ越し費用を全額会社が負担してくれればいいですが、そうでない会社だと引っ越し費用も気になります。
引っ越しだけのことを考えると布団で寝る方がメリットがありそうです。
ただ今までベッドで寝ていた人が布団で寝始めると「毎日の布団の上げ下げが面倒くさい」と大抵の人は思います。
とくに転勤の場合、慣れない仕事場に加え、慣れない土地での生活から、想像以上にストレスがたまり、心身共に疲れます。
疲れて帰ってきたときに、押入れもしくはクローゼットから布団を出して、布団を敷くのは結構面倒くさいです。
個人差はありますが、睡眠の質もマットレスの方が良い傾向があります。
転勤が多いからという理由だけで布団を選ぶのはちょっと待って欲しいと思います。
転勤族のベッドの3つの選び方とは
1.ベッドの分解・組立がしやすいこと
ベッドを引っ越しする際は、そのままの状態で運ぶのではなく、分解して運ぶのが一般的です。
一流メーカーのベッドには分解できないベッドがあります。
輸入ベッドだと専用の工具が必要だったりして、分解できない可能性があるので注意が必要です。
転勤族は分解や組立がしやすいベッドを選んでおくのが一番大事ですよね。
引っ越しするときは、ベッドの分解や組立は引っ越し業者にお願いするのがおすすめです。
私が引っ越しした際は自分で分解して組み立てしましたが、時間がかかって大変でした。
引っ越し作業にはベッド以外に荷造りややるべきことが山のようにあります。
2回目の引っ越しのときは、費用はかかりましたが引っ越し業者にお願いしました。
ベッドの分解や組立をしてくれるかは見積もり時に引っ越し業者に確認してくださいね。
2.持ち運びしやすい大きさを選ぶこと
転勤族の夫婦で悩むのがベッドのサイズではないでしょうか?
引っ越しの事を考えるとダブルベッド1台とシングルベッド2台のどちらがいいのか悩みますよね。
ベッドフレームが分解できれば、ベッドフレームのサイズが問題で持ち運べないことは少ないです。
ただし、ベッドフレームで問題になるのが、転居先に置くスペースがないことです。
今の住居では置けたとしても、次の転勤先の住居で置けないこともあります。
ベッドフレームのサイズは、大きいサイズ1台よりも一人用サイズを2台用意する方が柔軟に対応できます。
次に、搬入経路で問題になるのがマットレスの大きさです。
マットレスのサイズが大きいと引っ越し先によっては、搬入経路が確保できず断念する可能性があります。
古い社宅などは階段しかなく、階段のスペースも狭いところもあります。
次の引っ越し先はわからないので、できればダブルベッドサイズまでの大きさにしておく方がいいと思います。
一般的なマットレスのサイズと搬入経路のサイズをまとめましたので参考にしてください。
【マットレスの梱包サイズ】
セミシングルサイズ | 幅86×高さ196(cm) |
シングルサイズ | 幅101×高さ196(cm) |
セミダブルサイズ | 幅121×高さ196(cm) |
ダブルサイズ | 幅141×高さ196(cm) |
【搬入経路の必要なスペース】
- 玄関・ドアの必要なサイズ
ドアの高さが200cm以下の場合は、通路の幅+玄関ドアの幅が200cm以上必要です。
ドアの高さが200cm以上あれば、通路の幅+玄関ドアの幅はマットレスの幅以上必要になります。 - エレベーターの必要なサイズ
エレベーターの扉の高さが200cm以下の場合は、エレベーターの奥行が200cm以上必要です。
エレベーターの扉の高さが200cm以上あれば、エレベーターの奥行はマットレスの幅以上必要になります。 - 階段を使用する場合
踊り場のスペースの高さが200cm以下の場合は、踊り場の奥行が150cm以上必要です。
踊り場のスペースの高さが200cm以上あれば、踊り場の奥行はマットレスの幅以上必要になります。
3.高級ベッドはおすすめしない
シモンズやシーリー、フランスベッドといった一流メーカーの高級ベッドで新婚生活を夢見ていた人はあきらめた方がいいかなと思います。
引っ越しする際に怖いのが「キズ」です。
引っ越し業者もプロです。
大事な夫婦のベッドを注意深く運んでくれますが、キズがつく覚悟はした方がいいですよね。
高級ベッドにキズが付くと、お金うんぬんでなく、精神的にショックです。
引っ越しが多い転勤族の場合、高級ベッドよりも手軽な値段のベッドにしておく方が無難です。
転勤から解放されて、定住する際までの間、高級ベッドは我慢することをおすすめします。
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転勤の多い夫婦におすすめのベッド
転勤族のベッドの選び方で紹介したことをまとめると、
- ベッドを分解・組立が簡単にできる
- 置く場所や搬入経路を確保しやすいサイズ
- ベッドにお金をかけない
この3点に注意してベッドを選ぶと、引っ越しするときに困りにくいです。
それでは、この条件に合うベッドを紹介します。
1.連結できるジョイントベッド
ジョイントベッドは、2台のベッドを横に並べて専用の連結金具で固定できます。
ベッドに隙間ができないので、夫婦仲良く1台のベッドのように広く寝れます。
また、連結せずに独立した1台のベッドとしても使えます。
将来子供が出来て、単身赴任することになっても1台だけ持っていくことができます。
一人暮らしのためにわざわざベッドを購入する必要がないですよね。
マットレスも1台分のサイズですので、転勤時の引っ越し先も搬入しやすいと言えます。
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2.敷き布団が使えるベッド
店頭で買うお店と言えば、ニトリやイケヤ、無印といった販売店でベッドを購入する人は多いと思います。
最近ではベッドの大型家具をインターネット通販から買う人も増えています。
高級ベッドや輸入ベッドでない限り、ほとんどのベッドフレームは分解・組立しやすい構造で作られています。
搬入経路で問題になりやすいのがマットレス。
マットレスは分解できないので、搬入経路を確保できないと新居に持ち運べないです。
また、玄関から入らない2階以上の新居だと、クレーンで運ぶケースもあり、引っ越し費用が高く付く可能性があります。
そこで、マットレスで寝ることこだわりのない夫婦におすすめなのが、敷き布団が使えるベッドです。
敷き布団は折りたたんで運べますので、引っ越しもしやすいです。
ベッドの上に敷き布団を敷きますので、毎日の布団の上げ下げもないので良いですよね。
関連記事はこちら
⇒「敷き布団が使えるベッドの選び方とおすすめ商品10選とは」
3.敷き布団が使える連結ベッド
連結ベッドの中でおすすめしたいのが「フラッコ」というベッドです。
フラッコはフロアベッドタイプの中でも珍しいベッドフレームの上に床板を置くタイプです。
床板は強固なすのこ仕様ですので、マットレスを使用せずに敷き布団を使ってもいいですよね。
価格も安く、コストパフォーマンスが高い点もおすすめです。
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まとめ
転勤族の夫婦におすすめのベッドの選び方と商品を紹介させて頂きました。
転勤族は次の辞令にそなえて、家具や家電の購入に気を使わないといけないですよね。
できるだけ引っ越しがしやすいように、大型のものは控えて、物を少なくしておくと引っ越ししやすいです。
引っ越しするときの破損のリスクがあるので、あまり高級なものは買わない方がいいです。
タンスやチェストなどではなく、プラスチックの収納ケースを利用している転勤族の人も多いです。
ベッドも引っ越しや家族の生活スタイルに柔軟に対応できるものを選んでおくといいと思います。