脚付きマットレスはコンパクトで手軽な値段が多いことから、これから一人暮らしを始める女性に人気があります。
また、子供部屋に脚付きマットレスを用意したいと考える親御さんもおられます。
脚付きマットレスは低価格なものが多いとはいえ、簡単にベッドを買い替えることはしたくないですよね。
できるだけ購入後に後悔したくないと思います。
買った後に後悔のないように購入前に知っておいて欲しい脚付きマットレスの使い方をご紹介したいと思います。
マットレスを長持ちさせる使い方とは
マットレスは出来るだけ長くキレイに使いたいですよね。
とくに脚付きマットレスの場合、マットレスだけ交換することが出来ませんので、マットレスを保護するアイテムが大事になります。
マットレスの上から順番に敷いていくアイテムを4つ紹介したいと思います。
1.マットレスプロテクター
マットレスプロテクターとは、防水に優れたマットレスを保護するためのシーツです。
湿気はマットレスの大敵です。
マットレスプロテクターによって、湿気から脚付きマットレスを守ります。
また、マットレスプロテクターはダニを通しませんので、マットレスのアレルギー対策にもなります。
水やダニは通しませんが透湿性があるので蒸れる心配がありません。
マットレスプロテクターは洗濯ができるので、清潔に使い続けることが可能です。
マットレスプロテクターは必ず必要なアイテムではありませんが、脚付きマットレスを長く使うのに最も強力なアイテムと言えます。
2.ベットパッド
ベットパッドはマットレスとシーツの間に敷き、汗取り、調質、クッション性の向上などの効果があります。
マットレスプロテクターと同じく、必ず必要なものではないですが、敷いておくと脚付きマットレスをキレイに永く使うことができます。
当たり前ですが、脚付きマットレスは洗う事ができません。
ベットパッドを用意することで寝汗などからマットレスを守ってくれます。
洗濯可能なベットパッドであれば、お手入れも簡単で清潔感のある状態がキープできます。
防水機能に関してはマットレスプロテクターの方が優れています。
ただし、マットレスプロテクターにない機能がクッション性です。
ベットパッドに使用されている中材によって、クッション性が上がり、心地よい寝心地を感じることができます。
脚付きマットレスはコイルマットレスがほとんど。
ベットパッドを敷くことでコイルが当たる感覚が軽減されます。
ベットパットの素材を選ぶことでゴロンとなった時の寝心地を調整することができます。
クッション性があることでマットレスにかかる負荷が和らぎますので、マットレスのヘタレ防止にもなります。
脚付きマットレスを永く使うためにも用意したいアイテムですよね。
3.ベッドシーツ
ベッドシーツはベットメイキングとして大事なアイテムで、マットレスを覆うように取り付けます。
ボックスシーツと呼ばれる底面にゴム付きのシーツであれば、簡単に装着できます。
ベッドシーツを取り付けることで、マットレスプロテクターやベットパッドがズレることがありません。
ベッドシーツは家庭で簡単に洗濯できます。
ボックスシーツを選ぶ際にはマットレスのサイズだけでなく、マットレスの厚みにも注意が必要です。
厚みが合わないとボックスシーツがたるんでしまったり、マットレスから外れる原因になります。
選ぶコツはマットレスの厚みより5センチほど余裕のあるボックスシーツを選ぶことです。
4.敷きパッド
ベッドシーツの上に敷き、肌に直接触れることが目的です。
敷きパッドを敷くことで、寝汗などの汚れからマットレスを守る効果もありますが、快適な睡眠環境を提供することが主な使用目的です。
寝付きが悪い理由として、
- 夏は暑くて寝苦しい
- 冬は寒くて目が覚めてしまう
といった温度による原因が大きいのではないでしょうか?
そこで敷きパッドを敷くことで就寝時の温度調節が期待できます。
冷暖房機を利用すれば温度調節できますが、電気代が気になったり、一晩中付けておくと逆に体がだるく寝ても疲れが取れない経験はありますよね。
敷きパッドは肌に直接触れることから、肌触りにこだわっています。
素材も大きく二つに分かれ、ひんやりした冷感素材のものと、ぽかぽか暖かい保温性のある素材があります。
ベットシーツとは違い、簡単に取り外しできますので、季節ごとに合った敷きパッドを使いたいですよね。
敷きパッドはエコで健康的な寝具としておすすめなので、脚付きマットレスの快適な睡眠環境を整えたい使い方ができます。
おすすめの使い方
マットレスの上にベットパッドを置いて、ボックスシーツをマットレスに被せます。
そして、敷パッドを敷くのがおすすめの使い方です。
分割タイプの脚付きマットレスの場合、つなぎ目が気になるので、ベットパッドを置くことで寝心地が良くなります。
夏や冬には冷感や温感が感じる敷きパッドを用意すると、気持ち良く睡眠が取れると思います。
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脚の長さによる使い方
脚付きマットレスの脚の長さはオプションで選ぶことができるものが多いです。
脚付きマットレスを購入する上で1番悩むところではないでしょうか?
それでは脚付きマットレスの脚の長さによる使い方をご紹介します。
脚の短い使い方
狭い部屋に脚付きマットレスを置くと圧迫感を感じたり、他の家具との兼ね合いから、ベットの高さを低くしたい人におすすめなのが、脚の短い脚付きマットレスです。
低いベットはインテリア性は向上しますが、ベット下のスペースを利用することは難しくなります。
また、高さがないとベット下の掃除はやりにくいです。
ただし、脚付きマットレスは簡単に移動できるので、掃除に関してはそれほど気にする必要はないのかもしれません。
脚の長い使い方
1Kやワンルームなどひとり暮らしの部屋は収納が少ないことが多いです。
そこで荷物が多いとベット下のスペースを収納に使いたいと考えますよね。
脚付きマットレスの脚の高さを長くすることで、収納ボックスや荷物を置く空間として活用することができます。
ベットが高くなると人によってはベットに腰をかけた時に高く感じたり、部屋の圧迫感を感じやすくなります。
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脚付きマットレスの特長による3つの使い方
1.ベッド下を収納スペースとして使う
脚の長さの使い方でも書きましたが、収納付きベットのような使い方ができます。
クローゼットが少なかったり、部屋が狭いと荷物を片付ける場所に困りますよね。
脚付きマットレスであれば、ベット下を収納スペースとして有効活用できます。
2.並べて使う
脚付きマットレスはフレームがないので、ヨコに並べて置きやすいベットです。
クイーンサイズやキングサイズを1台置くよりも、2台並べる方が配置や搬入の点からも非常に便利な使い方ができます。
1つのマットレスだと隣の人の動きが気になることが多いです。
独立したマットレスであれば、パートナーの寝相を気にせず眠ることができます。
3.ソファとして使う
脚付きマットレスの使い方として、ソファの代わりに使うことができます。
部屋が狭いとベットだけしか置けないケースが多々あります。
そんな時にベットをソファとして利用できれば、昼と夜で生活にメリハリができ、楽しく過ごせるかもしれませんよね。
分割タイプの脚付きマットレスであれば、ソファ2台分になりますので、友達などの来客時に便利です。
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脚付きマットレスの間違った使い方
1.敷き布団は使わないこと
脚付きマットレスの使い方で「脚付きマットレスに敷き布団を使いますか?」といった質問をされる方がおられます。
脚付きマットレスに敷き布団を敷くのは間違った使い方です。
敷き布団は本来、畳に敷くことを想定して作られています。
マットレス自体の性能を殺してしまうので、敷き布団は敷かないようにしましょう。
2.脚を取って置かないこと
小さい子供と一緒に寝るようになると、子供が落ちても怪我のリスクを低くするために、脚を取り外して使う人がおられます。
ただし、このような使い方はマットレスにとっては、良くありません。
脚付きマットレスのメリットとして、通気性の良さがあります。
床に直接置いてしまうと通気性がなくなり、マットレス内部に湿気がこもり、カビの原因になります。
カビはアレルゲンの原因にもなりますので、気をつけたいですよね。
一時的にどうしても脚を取り外す必要があれば、マットレスを毎日立て掛けて、湿気対策をするといいと思います。
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まとめ
脚付きマットレスの使い方をご紹介させて頂きました。
マットレスの使い方は、マットレス全般に関する内容ですので、脚付きマットレスの購入を見送ったとしても、他の種類のベットでも役に立つ内容だと思います。
今回の記事が脚付きマットレスを検討する上で役に立てれば嬉しく思います。