一人暮らしを始めるにあたって、まずは新居探し。
新居が決まると、家電や家具など新生活に向けて、生活用品を揃えますよね。
ただし、初めての一人暮らしだと何をどう揃えていいのか、右も左もわからない状態だと思います。
とくに難しいのが、家具の中でも大きなベッドではないでしょうか?
シングルサイズがいいのか、もう少し広めのセミダブルサイズがいいのか、男のベッドサイズで悩みます。
一人暮らしの経験があっても布団からベッドに寝具を替えようと思っている男の人も同じですよね。
一人用のベッドとしてまず思い浮かべるのがシングルサイズです。
しかし、男の人は体格が大きかったり、寝相が悪いとシングルサイズで大丈夫か不安になると思います。
決して安くないベッドは簡単に買い替えることができません。
適当にベッドサイズを決めて、後で後悔しないようにしたいですよね。
そこで男性の一人暮らしに使う最適なベッドサイズの選び方を順番にご紹介したいと思います。
1.搬入経路の確認すること
マットレスやマットレスベッドの購入を考えてる男の人が気にしないといけないのが搬入経路です。
ベッドフレームは部材がバラバラになって送られてくるので、搬入の心配はまず必要ありません。
フレームより問題なのがマットレスの寸法です。
マットレスの場合バラバラに出来ないので、そのままの大きさで運ばれてきます。
搬入経路を確認していなかった為に、玄関ドアが狭く、部屋の中まで持ち込めないというトラブルが発生します。
トラブルを避けるためにも、購入前に搬入経路を確認して、どのサイズまで大丈夫か調べておきましょう。
最近では、配送しやすいようにコンパクトに圧縮したマットレスもあります。
すべてのマットレスがコンパクト化されていないので、どのサイズまで入るか搬入経路は知っておくといいですよね。
参考までに、搬入経路の寸法の目安をご紹介させて頂きます。
玄関・ドアのサイズの確認
玄関と玄関前の廊下に必要な搬入スペースがあるかを確認しておきます。
【ドアの高さが200cm以下の場合】
必要な搬入スペースは、通路の幅+玄関ドアの幅が200cm以上必要です。
【ドアの高さが200cm以上の場合】
必要な搬入スペースは、通路の幅+玄関ドアの幅が、
- シングルの場合、101cm以上
- セミダブルの場合、121cm以上
- ダブルの場合、141以上
必要です。
エレベーターサイズの確認
2階以上のお届は基本的にエレベーターを使用することが前提になっているショップが多いです。
【エレベーターの扉の高さが200cm以下の場合】
必要な搬入スペースはエレベーターの奥行きが200cm以上必要です。
【エレベーターの扉の高さが200cm以上の場合】
必要な搬入スペースはエレベーターの奥行きが、
- シングルは101cm以上
- セミダブルは121cm以上
- ダブルは141cm以上
必要です。
階段を使用する場合の確認
階段の途中に踊り場(折り返し)がある場合は、必要な搬入スペースがあるか確認しましょう。
【踊り場スペースの高さが200cm以下の場合】
必要な搬入スペースは踊り場の奥行きが150cm以上必要です。
【踊り場スペースの高さが200cm以上の場合】
必要な搬入スペースは踊り場の奥行きが、
- シングルは、101cm以上
- セミダブルは、121cm以上
- ダブルは、141cm以上
必要です。
2.部屋の大きさを確認すること
一人暮らしの住まいが賃貸の場合、部屋が狭いことが多いですよね。
男の人は体が多いからと何も考えずに大き目のサイズを選ぶ人がいます。
部屋の中に入ったけど、ベッドを置くスペースがなかったと後悔する男性がいます。
自分の体に合ったサイズを選ぶのも大事ですが、物理的に置けないとどうしようもありません。
部屋の中にはベッドだけでなく、テレビを置いたり、他の家具を置きたいですよね。
ベッドを置くと思った以上に部屋のスペースがなかったりします。
新居を借りた時に下見をして、部屋の寸法を測り、間取りを考えておくといいと思います。
間取りだけでなく、生活をイメージしてみるのもいいですよね。
ベッドの上で雑誌やスマホを見たり、ソファ代わりにベッドを使うのであれば、多少部屋が狭くなっても問題ありません。
逆に床にラグマットを敷いて、くつろぎたいと考えているのであれば、部屋の空間に余裕が欲しいところです。
一人暮らしの男性が借りることの多いワンルーム住まいの人は、生活動線もある程度イメージ出来ていると、ベッドサイズと部屋の大きさで後悔することは少なくすみそうです。
シングルサイズの目安
6畳以上の広さがあれば、搬入や配置に問題がなく、模様替えの際も移動が楽にしやすいです。
セミダブルサイズの目安
シングルサイズより約20cm以上広くなる為、8畳程度の広さが欲しいところです。
ダブルサイズの目安
寝室が用意できるのが理想です。
ベッドを置いて寝るだけであれば、4.5畳あれば可能です。
3.自分の体格に合ったベッドサイズとは
搬入経路と部屋の大きさから物理的に置けるベッドサイズが分かったと思います。
置けるベッドサイズの中で一番大きいベッドが、広々と質の高い睡眠が取れぐっすり寝れそうです。
ただし、ベッドサイズが大きくなると価格が上がり、予算的に厳しいことが考えられます。
物理的に大きいベッドが置けるからといって、細身の男性には必要ない大きさかもしれません。
そこで自分の体型に合ったベッドサイズが大事になってきます。
体格に合った理想的なベッドサイズは、肩幅+約40cmと言われています。
体の右側に20cm、左側に20cmのゆとりがあるとリラックスして熟睡できると言われています。
あくまでも机上の空論にすぎませんので、実際に寝るのが一番安心。
近くにニトリやイケアなどの家具店があれば、実際に横になって試してみることが大事です。
寝返りが打てるか、ベッドから落ちる心配がないかなど、より確実にあなたの理想のベッドサイズが分かります。
もし、近くにインテリアショップがなく、試せない男の人は家で簡単に調べることもできます。
床にベッドサイズの幅に合わせて両端にひもを置きます。
ひもがなければ、クッションなどなんでもいいです。
2本のひもに間に寝っ転がってみれば、簡単ではありますがサイズを確認できますよね。
各ベッドサイズのメリット・デメリットとは
男の一人暮らしが使っているベッドサイズはシングル、セミダブル、ダブルの順で多いようです。
シングルサイズで寝ている男の人が圧倒的に多いみたいですが、男の一人暮らしにはセミダブルがおすすめです。
シングルサイズのメリット・デメリット
シングルサイズの幅は約100cmあり、一般的な一人用サイズです。
シングルサイズのメリットは、価格とインテリアです。
サイズが小さくなるほど、価格も安くなります。
シングルサイズはポピュラーなサイズですので、シートカバーなど寝具も豊富にあり、インテリアにこだわりたい人にはメリットですよね。
ただし、シングルサイズは男の人の場合、狭いと感じることが多いので、睡眠を重視したい男の人にはデメリットとなります。
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セミダブルサイズのメリット・デメリット
セミダブルサイズの幅は約120cmあるので、男の一人用サイズとしては一番適していると思います。
ビジネスパーソンや忙しくほとんど部屋にいない男性であれば、少しでも快適な広さで睡眠を重視して欲しいところです。
シングルサイズより部屋が狭く価格が高くなるデメリットがありますが、男性の場合、メリットの方が大きいと感じます。
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ダブルサイズのメリット・デメリット
二人で寝れる最低サイズの大きさですので、一人であれば、悠々と寝れますよ。
彼女が泊まることがあって、まったく問題ありません。
ただ、これから彼女を作りたい男性は注意が必要。
男の一人暮らしのくせにダブルサイズはおかしいと不審に思われることが多いです。
快適すぎる睡眠環境でありますが、デメリットは一人暮らしには大きすぎる点。
ワンルームなどでは物理的に難しいですよね。
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【番外】ロングサイズのベッド
高身長の男性は一般的なベッドだと短く、体を丸くして寝なければなりません。
背の高い男性は、横幅だけでなく、長さに不満を持っていることが多いです。
そこで、長身ベッドと呼ばれるロングサイズのベッドがあります。
一般的なベッドより約20cmほど長く用意されているので、高身長の男性でも足を伸ばして寝れます。
部屋を圧迫するデメリットはありますが、ゆったり寝れることからも一度検討してみてもいいかもしれませんよね。
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まとめ
男の一人暮らしのベッドサイズの選び方を3つの手順に沿って、ご紹介させて頂きました。
男の人は広々とした寝床で雄大に寝たいと思いませんか?
だからといって、部屋のサイズに合わない大きいサイズのベッドを購入して、後で後悔するなんてことはしたくないですよね。
部屋や生活スタイルに合ったベッドサイズから自分の体型に合ったベッドサイズを知ることで、納得してサイズを決めることができます。
納得してベッドサイズを決めることが、後悔しないベッドサイズの選び方だと思います。