寝室の空間を広く見せたいベッドの種類といえば、高さの低いフロアベッドやローベッドではないでしょうか?
脚の付かないフロアベッドは安くておしゃれなベッドが豊富ですよね。
フロアベッドの価格帯はお求めやすい値段が多いです。
スタイリッシュなデザインのものが多く、モダンな感じがして魅力的です。
ベッドに予算をあまりかけたくない一人暮らしの学生や新社会人にとって、安くておしゃれなフロアベッドは良いですよね。
価格が安いことから、子供が使う初めてのベッドにフロアベッドをプレゼントする親もいます。
そこでフロアベッドを購入する前に知っておきたいのがメリットとデメリットですよね。
メリットよりもデメリットの方を知って、納得した上でフロアベッドを買いたいと思うはずです。
フロアベッドを検討している方のお役に立てるように、フロアベッドのメリットとデメリットをご紹介したいと思います。
フロアベッドの6つのメリットとは
フロアベッドは床近くの低い位置で寝るのが特徴ですよね。
脚のない低いフロアベッドの長所や利点、良い点をご紹介します。
1.空間を広くすっきり魅せる
フロアベッドは床に布団を敷いて寝るような低さです。
ベッドフレームの高さがないデザインは部屋の空間を広く感じさせてくれますメリットがあります。
フロアベッドの上に横になると天井までの高さを感じることができるのもメリットですよね。
高さのあるチェストベッドや跳ね上げ式ベッドと比較すると、開放感溢れる部屋になります。
フロアベッドは圧迫感を感じにくいのがメリットです。
2.高さが低いと安定感が増す
ベッドの高さが高いと不安になりませんか?
ベッドの高さが苦手な人は背の低いフロアベッドはメリットに感じると思います。
フロアベッドは床に近いので、就寝時やくつろいでいる時も安心して落ち着ける高さです。
寝心地はマットレスの機能に左右する部分が大きいですが、安定感があるベッドフレームで寝るとより一層熟睡しやすくなります。
安定感でいえば、揺れに対しても背の低いフロアベッドは安定します。
脚のあるベッドはどうしても揺れに対して弱く、とくにパイプベッドやロフトベッドのように高さもあり、フレーム自体の線が細いと揺れやすいのは想像できるかと思います。
その点、フロアベッドは床にベタと直置きますので、地震時や近隣の工事などによる建物が揺れても、揺れに対する影響が少ないですよね。
3.ベッドから落ちても安心
フロアベッドは安定感だけでなく、安心感も与えてくれます。
ベッドで寝るときに心配なのがベッドから落ちてしまわないかですよね。
寝相も悪い大人でもベッドから落ちることがあります。
私も人生で2回ベッドから落ちた経験をしています(笑)
自分のことだけでなく、子供にベッドを寝かせるときはベッドから落ちないか心配です。
ヘビーベッドを卒業して、赤ちゃんを大人用ベッドで寝かせる時は、ベッドガードをするなど注意が必要ですよね。
それでも万が一ベッドから落ちても怪我の心配が少ないのが高さの低いフロアベッドです。
背の高いベッドから落ちるよりもフロアベッドのように低い高さから落ちるのとでは体への衝撃が全然違いますよね。
家族全員で川の時に並んで寝れるファミリーベッドや連結ベッドがありますが、背の低いフロアベッドタイプが多いのも納得です。
並んで寝れるベッドの一覧はこちら
⇒「ファミリーベッド」
⇒「連結ベッド」
4.価格が手頃なので買いやすい
フロアベッドは価格の安いものが多く、ベッドに予算をあまりまわせない人にとってメリットが大きいです。
1万円を切ってメーカー保証の付いた激安フロアベッドまで登場するほどです。
格安商品の場合、どうしても品質や作りに問題ないか心配になりますよね?
でも、安心してください。
フロアベッドが安い理由にはちゃんとあります。
フロアベッドは収納ボックスや脚がなくシンプルな構造なので使用する部材が少ないです。
使われる部材が少ないと製造コストを低く抑えることができますので、販売価格は安くできます。
だからフロアベッドは同じ品質の他のベッドに比べて安いのです。
ベッドフレームの予算を低くできると、マットレスに予算をまわせるのはメリットです。
他の種類のベッドに比べて同じ予算で質の良い寝心地を手に入れやすいと言えます。
5.コスパが優れている!
フロアベッドのメリットにコストパフォーマンスが高い!ことがあります。
安くておしゃれなベッドの候補にあがるフロアベッド。
フロアベッドの価格が安い理由は使用する部材が理由でしたよね。
安いだけでなく、フロアベッドのデザインはモダンでスタイリッシュなデザインが多いです。
ヘッドボードもシンプルなデザインが多く、背の低さがより一層カッコよさを際立たせます。
レザー調のブラックカラーのフロアベッドは一人暮らしの男性に人気があります。
フロアベッドの種類は多く、アジアンテイストのものや天然木・無垢材の北欧デザインに仕上げたタイプは女の人に良いですよね。
高さの低いタイプのフロアベッドは和室によく似合い、畳に置きたいベッドに推薦させることが多いです。
「安くて」「おしゃれ」はコスパに優れていると言えますよね。
だからフロアベッドはコスパが高くメリットを感じます。
6.ベッド周りのコーディネートが楽しめる
出典:http://roomclip.jp/photo/dbLe
フロアベッドは空間が広く感じるだけでなく、室内の見通しも良くなるのがメリットでしたよね。
寝室に癒し効果として、観葉植物を置いたりしませんか?
ベッドルームにサイドテーブルを置いて照明を載せて、ムードある雰囲気を作りたいと思いませんか?
部屋全体の空間をコーディネートしたい時に、大型家具は雰囲気を壊す原因になります。
フロアベッドは大型家具ではありますが、背が低く見通しが良いため、観葉植物の景観を邪魔しません。
むしろ観葉植物やサイドテーブルとマッチし、部屋の一体感が感じます。
フロアベッドはベッド周りのコーディネートをしやすく楽しめるのがメリットです。
フロアベッドの9つのデメリットとは
フロアベッドの購入を考えている人はメリットよりも気になるのがデメリット。
フロアベッドの欠点や短所、良くない点を知って、購入後に後悔だけはしないようにしてもらいたいと思います。
1.通気性が良くないので湿気が逃げない
フロアベッドで心配になるのは「カビ」ですよね。
カビは高温多湿の環境を好みます。
マットレスには一晩でかいた寝汗を吸収しています。
吸収した寝汗はマットレスの内部を通り、下へ抜けていきます。
フロアベッドの床板がフラットタイプの場合、マットレスの下は通気性が悪く、湿気がこもりやすいのでカビやすいといえます。
カビ対策として部屋の除湿をしたり、マットレスを立てて換気するなど、風通しを良くするといった湿気対策が必要です。
2.フローリング床に傷がつきやすい
賃貸マンションやワンルームのフローリングに家具を置く時は、床に傷がつかないように気をつけますよね。
賃貸だけじゃなく、持ち家であっても床に傷をつけたくないと思います。
フロアベッドはベッドフレームを直接床に置きますので、フローリング床に傷がつきやすいのがデメリットです。
フロアベッドを置く場所には敷物を敷いて、床に傷がつかないように保護します。
保護マットを敷くのが難しい場合は、ベッドフレームの四隅だけでもクッション材をかますことをおすすめします。
フロアベッドの面積部分に敷くのに便利な弾力性抜群のコルクマットはこちら
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3.ベッドから起き上がりにくい
立ち上がりやすいベッドの高さの理想は、足裏がしっかりと床についた状態で、膝の位置よりお尻が3cmほど高い姿勢が立ち上がりやすいです。
ベッドが低すぎると、しっかり座り込んだ状態になりますので、お尻があげにくく、必要以上にふんばったり、腕の力が必要になります。
深く沈み込んだソファから立ち上がりにくいのと同じで、起き上がりにくいのはデメリットです。
腰痛持ちの人や足腰の弱った高齢者の方にフロアベッドは合いません。
介護施設でフロアベッドを見かけたことはありませんよね。
4.アレルギーのある人は気をつけて!
アレルギーの原因になるハウスダストは、空気中に舞った後、時間をかけて床に落ちていきます。
床から高さ30cm付近は、「ほこり」や「ハウスダスト」が舞っているといわれており、人体への影響が懸念されます。
床に布団を敷いて寝るのは、ハウスダストを吸い込みやすい環境だと言われます。
フロアベッドも寝る位置が低いため、床に敷き布団を敷いて寝るのと同様に、ハウスダストを吸い込みやすいのがデメリットです。
ほこりは隅にたまりやすく、フロアベッドを置いているサイドフレームやフットフレームにほこりがたまりやすくなります。
フロアベッドの掛け布団が床に届きやすく、たまったほこりが掛け布団に付着する可能性があります。
フロアベッドの場合、ベッドメイキングをしっかりする必要があります。
寝具やフロアベッドの周りを清潔で快適な状態に保つことが大切です。
掃除が苦手な人や掃除の時間がなかなか取れない人はフロアベッドのお手入れはデメリットと言えますよね。
5.床に近いと寒い
暖かい空気は上がって天井付近にたまりやすく、逆に冷たい空気は下がり部屋の下の方にたまりやすい空気の性質があります。
足元が冷えるのは空気の性質だけでなく、床下からの冷えがフローリング材を伝わり、床板が上下から冷やされるからです。
フローリング床に敷き布団を敷いて寝ると、寒くて寝れない経験をしたことがないでしょうか?
フロアベッドは床近くで寝ることになるので、部屋の中でも冷たい空気の層がたまりやすい位置で寝るのがデメリットです。
暖房器具を普通に使っているだけでは床近くは暖かくなりにくいので、対策が必要です。
そこで空気清浄器やサーキュレーターを活用して、部屋の中の空気をかきまぜることで、部屋全体の温度を均一にすることができます。
6.フレームの耐久性が弱い
フロアベッドのフレームは不安定に作られているものがあり、フレームが「く」の字に曲がったり、隙間ができることがあります。
押すだけでフレームがゆがんだり、両サイドに数センチのすき間ができたというレビューもあります。
フロアベッドはフレームの上に床板を置いただけのシンプルな構造になっているので、値段は押さえられますが、耐久性の弱点がデメリットです。
フレームの耐久性の弱点を克服するために、ワイヤーで固定して、フレームの開きを防止する機能が付いたフロアベッドがあります。
7.組み立てることができるか不安
フロアベッドはニトリやikeaなどのインテリア小売店で売られています。
無印良品やナフコといった販売店でも購入できますよね。
実店舗だけでなく、amazonやニッセンなどフロアベッドを通販で購入する人が増えています。
多くのフロアベッドは、完成品で届くのではなく、自分で組み立てるものが多いのが特徴です。
女性や高齢者の人は組み立て式にデメリットを感じる人が多いです。
8.収納スペースがない
フロアベッドはフレームを直接床の上に置くので、ベッド下を収納スペースとして活用することができません。
クローゼットの容量が少ないと収納家具が必要になりますが、部屋が狭いと収納家具を配置する場所に困ります。
ベッド下を収納スペースとして利用できないのがデメリットです。
9.一般の実店舗で展示してる数が少ない
フロアベッドは種類の多いベッドですが、どんなフロアベッドがあるのか実際の店舗に見に行くと、置いてる台数が少ないと思いませんか?
実店舗の場合、展示スペースに限りがあるのと、フロアベッドだけでなく他の種類のベッドを展示する必要があり、どうしても置いてる数に限りがあります。
ネットショップやカタログ通販だと、たくさんのフロアベッドが掲載されていますが、実際に商品を見て触りたい人にとってはデメリットに感じますよね。
メリットを生かしデメリットを克服したフロアベッドを紹介
今回紹介したいフロアベッドが「ブリーズ」。
品質保証が1年付いているにも関わらず、1万円を切る価格はメリットが大きいですよね。
スタイリッシュなデザインに加え、ブラックと木目調のウォルナットの2カラーが用意されているので、一人暮らしの男性・女性におすすめ。
フロアベッドのデメリットである「湿気」「フレームの強度」「組み立て」の問題をクリアしたのが「ブリーズ」です。
湿気対策
フロアベッドの最大の懸念事項が「カビ」。
ベッド下の通気性が悪い上にフラットの床板は最悪の組み合わせですよね。
「ブリーズ」はその悩みを解消するため、床板に通気性抜群のすのこを採用。
さらに通気性が良いボンネルコイルマットレスが身体に合えば、カビの不安を軽減できます。
フレームの強度対策
フレームの不安定感を解消するために「ブリーズ」では、ワイヤーでフレームをしっかり固定します。
フレームがしっかりすると、安定性や安全性が向上します。
安心感は心地よい寝心地を誘い、ぐっすり睡眠をとりやすくなります。
組み立て時間がたったの20分!
「ブリーズ」のヘッドボードは完成品として配送されます。
組み立てるのはフレーム部分のみになります。
フレームを組み立てて、床板を設置すれば完成します。
男性スタッフが一人で組み立てにかかった時間は約20分。
短時間での組み立てを実現しています。
今回紹介したおすすめのフロアベッドはこちら
⇒「ブリーズ」
まとめ
フロアベッドのメリットとデメリットを紹介しましたが、どんな素晴らしい商品でも長所と短所はありますよね。
高さが低いから生まれるメリットとデメリット。
脚がなく床にフレームを置くタイプだから存在するメリットとデメリット。
フロアベッドの特徴をよく理解して、フロアベッドの良さとあなたの思いがマッチしたら嬉しいですよね。
フロアベッドの一覧はこちら
⇒「フロアベッド」