一人暮らしの住まいで多い部屋は、ワンルームや1Kといった賃貸マンションやアパートではないでしょうか?
部屋数が少ないと、一つの部屋でダイニング、リビング、そして寝室の機能を兼ね備える必要があります。
食事をするためにテーブル、部屋でくつろぐためにソファやラグマット、寝るためにベッドといった家具が必要になります。
その中でも大きなスペースをとるベッド選びが難しいですよね。
家具の中でベッドは大型の部類になります。
大きな家具は選び方や置き方を間違えると、余計に部屋が狭く感じ、住みにくい部屋にも繋がります。
部屋の広さがあれば好みのものを自由に選ぶことができますが、部屋が狭いとそうはいきません。
可能であれば、ベッドを置いても「部屋を広く見せる」ようにしたいですよね。
ワンルームや1Kの部屋に住む予定の人に、部屋を広く見せるベッドの選び方と部屋を広く見せるコツを紹介できればと思います。
部屋を広く見せたい理由って何?
一人暮らしを始めたら、物に溢れて足の踏み場もないところではなくて、スッキリとした部屋で快適に過ごしたいですよね。
友達や彼氏・彼女を家に呼びたい人は、出来るだけ広い部屋に住んでると思って欲しいし、おしゃれで片付いてるスッキリした部屋にしたいはずです。
物理的に部屋を広くしたり、クローゼットの収納スペースを増やすことはできません。
増改築ができない以上、現状の部屋で工夫をして、部屋を広く見せる必要があります。
部屋を広く見せるベッド5選
部屋を広く見せるコツは、「視線を抜ける」と「床を見せる」ことが大事です。
それと「フレームの色」がポイントです。
1.低いベッドは開放的でスッキリ!
低いベッドの大きなメリットとして、開放的で部屋がスッキリすることです。
背の高いベッドは圧迫感を感じ、部屋の壁を視界から防いでしまうので、どうしても部屋が狭く感じてしまいます。
その点、低いベッドは視界が部屋の置くまで届くため、部屋を広く見せることが可能です。
低いベッドは床にベッタリと置く箱型フレームのフロアベッドと、脚付きのローベッドの二種類あります。
ショップによっては、低いベッドをローベッドとまとめて表記している店があります。
フロアベッドは、脚がないので床に近く、もっとも低いタイプなので、開放感いっぱいのベッドです。
使用する部材が少ないため、値段も安く、スタイリッシュなデザインです。
ローベッドは脚がある分、高くなりますが、床が見えるのとベッド下の通気性がよくなりますので、カビの心配がある湿気の多い地域で優れています。
ベッドフレームの上にマットレスを置くスタイルが多く、おしゃれだけでなく、使いやすいステージレイアウトのデザインがあります。
低いベッドは部屋を広く見せるだけでなく、デザイン性に優れたベッドでもあります。
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2.収納付きベッドで収納家具が不要!
収納付きベッドは低いベッドより高さがあるので、見通しは悪くなります。
ただし、部屋の収納力は格段にあがり、収納家具を置く必要がなくなります。
収納できる場所があると、片付きやすくなり、床が見えると部屋を広く見せることができます。
また、高さがあるとベッドに腰掛けやすくなり、ソファとして代用することもできます。
部屋を広く見せるコツとして、部屋に置く家具の数を減らすことです。
一つの家具でたくさんの機能を併用できれば、家具の数を減らすことができ、見える床面積が増えます。
収納付きベッドは、収納とソファの機能を併用できますので、部屋を広く見せるベッドとしておすすめです。
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3.ベッドフレームは部屋のカラーに合わせた明るい色
部屋の壁の色や家具の色によって、部屋の大きさの印象が変わります。
明るい色は広く見えやすく、家具は壁と同系色にするのがポイントです。
デザイナーズマンションだと分かりませんが、一般的な賃貸マンションの壁の色は白を基調にした室内が多いです。
部屋を広く見せるベッドの色はホワイトやベージュ系が良いですよね。
男性で失敗しやすいのが黒いベッドです。
ブラック系のベッドは スタイリッシュでカッコいい大人の男性の部屋が作れます。
ただし、黒っぽい色は収縮効果があり、余計に狭く見えてしまいます。
洋服でも黒の服は細く見えるので、大柄な男性がスリムに見せたい効果を狙ったものです。
「部屋を広く見せたい」のであれば、室内の色に合わせた明るい色にするべきです。
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4.ショート丈のベッドでコンパクト
部屋を広く見せるのに高さを抑えるだけでなく、丈の長さを短くすることで部屋を広く見せることができます。
ベッドフレームの丈は通常195cmありますが、ショート丈のベッドは180cmの長さになります。
ベッドのサイズをコンパクトにすることで、部屋を広く見せることができます。
ただし、ショート丈のベッドは身長が165cm以下の小柄な人に限定されます。
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5.ヘッドレスのベッドで短く、見た目もスッキリ!
棚付きのヘッドがあると、時計や小物を置いたり、コンセント付きの棚であれば、スマホやゲーム機を充電するのに便利ですよね。
ただし、ワンルームや1Kの部屋となると、手の届く範囲に物を置けるところがあったり、コンセントも近くにあるケースが多いです。
ヘッドボードをなくすことでベッドフレームがコンパクトになるだけでなく、見た目もスッキリしますので、部屋を広く見せる効果があります。
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部屋を広く見せるのに逆効果の可能性のあるベッド3選
ベッド一つでいろいろな機能をまとめることで、部屋を広く見せる効果が期待できます。
ただし、これからご紹介するベッドは使い方を間違えると逆効果になることがありますので気をつけてください。
1.ロフトベッド
ロフトベッドの下のスペースを有効活用できるので、部屋を広く見せることができそうです。
空間を有効活用できる反面、高さが二段ベッド並みにありますので、圧迫感があります。
部屋の壁がほとんど見えなくなり、見通しがかなり悪くなりますので気をつけたいですよね。
また、ロフトベッドの下にたくさんの洋服やカバンなどをハンガーにかけて吊るしたり、大きなソファやデスクを置いてしまうと、物が溢れてごちゃごちゃすると見た目が悪く、部屋が狭く感じます。
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2.ソファベッド
日中はソファとして使い、寝るときはベッドとして使えるすぐれものです。
ベッドとソファの二つ欲しい人にとって、これなら狭い部屋でも、1つで済みますので部屋を広く見せることができそうです。
ただし、注意が必要したいのが、「起きたらソファにして、寝る前にベッドにセッティングしますか?」ということです。
一人暮らしの人は炊事、家事、掃除など全て一人でやらないといけません。
「誰も見てないから」ということで、だんだん手抜きになっていきます。
ソファベッドも同じように、だんだん面倒くさくなり、ベッドのままで過ごすことが多くなります。
もう一つ問題が、ソファにしたときに、掛け布団、毛布、枕などの寝具を片付ける必要があります。
ワンルームや1Kの部屋だと寝具を片づける場所に苦労します。
ソファベッドは部屋を広く見せる観点からすると、メリットが少ないベッドだと思います。
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3.折りたたみベッド
折りたたみベッドは簡単に折りたたんで収納ができますので、ベッドが片付くと部屋を広く見せることができます。
キャスターが付いていて、移動も簡単ですよね。
部屋を広く見せるベッドとして折りたたみベッドは良さそうですが、ソファベッドと同じ問題があります。
ソファベッドと同様に、折りたたんで収納するのがだんだん億劫になってきて、ベッドのままになってしまうリスクがあります。
それと折りたたんだベッドを収納するスペースと寝具を片付ける場所が必要です。
折りたたまなくなるとデメリットばかりが目立ちますので、注意が必要です。
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部屋全体を広く見せる3つのコツとは
部屋を広く見せるベッドの選び方を紹介しましたが、次はちょっとした一工夫で部屋を広く見せるポイントを紹介したいと思います。
1.狭い部屋のベッドの置き方
ベッドは入り口付近に置くよりも、部屋の奥に置いた方が部屋が広く見えます。
奥の壁に沿って置くと、部屋の中央部分に空間ができ、部屋がスッキリするだけでなく、生活しやすいレイアウトが作りやすいです。
2.低めの家具を揃える
部屋に入った時に視線が奥まで通ると解放感を感じ、部屋が広く感じます。
ベッドの高さを低くするだけでなく、他の家具も同じように低い家具を選ぶと見通しがよくなります。
高さのある家具がある場合は、遠近法を利用して家具を配置すると部屋を広く見せることができます。
遠近法とは、手前から高さのある家具を配置していくやり方です。
3.大きな鏡を置く
大きな鏡があるレストランに入ると、奥行を感じ、広い店内だと錯覚した経験はありませんか?
部屋も同じように大きな鏡を置くと、部屋を広く見せる効果が期待できます。
鏡を置く位置は、窓や外の景色が映るようにすると効果的です。
鏡は場所も取らないので、姿見できる大きな鏡があると、身だしなみのチェックもできますので、おすすめのアイテムです。
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まとめ
一人暮らしに多いワンルームや1Kといった部屋に住むと、「できるだけ部屋を広く見せたい」と思います。
ベッドフレームの種類やフレームカラーによって、部屋を広く見せることができます。
ベッドだけでなく、収納家具やテーブルなど工夫をすれば、広く感じる部屋作りが可能ですよね。