スチールベッドといえば、パイプベッドやシステムベッド、姫系ベッド(天蓋付き)を思い浮かべる人が多いと思います。
アイアンベッドなんかも近いイメージですよね。
スチールはあたたかみのあるウッドと違い、クールで都会的な印象があります。
スチールの質感が好きな人は多いですよね。
スチールラックが部屋にあるだけで、部屋の雰囲気がおしゃれに感じます。
フロアベッドの素材はほとんどが木製ですよね。
「スチール素材のフロアベッドはないの?」って思いませんか?
数は多くありませんが、スチールのフロアベッドがあります。
スチール製フロアベッドの良さと商品を紹介したいと思います。
木製と比較したスチール製の4つのメリット
スチールの主成分は鉄ですが、鉄より強度が高いです。
木質のフロアベッドと比較した4つのメリットを紹介したいと思います。
1.床板の通気性は抜群!
フロアベッドは脚が付いておらず、床に直置きします。
脚のないフロアベッドは空間を広くすっきり見せる効果やモダンなデザインというメリットがあります。
その一方、脚がないフロアベッドは、ベッド下の通気性が悪いです。
サイドフレームやフットフレームで四方囲まれており、風が通る道がありません。
湿気対策としていないと、フロアベッドはカビやすいベッドと言えますよね。
スチールのフロアベッドの床板は網掛け状になっています。
一般的なフロアベッドはフラットな床板を採用しているのが多いです。
フラットな床板の場合、風通しが悪くなり、マットレス内部の湿気やベッド下の湿気が滞り、カビの原因になります。
通気性を良くするために、すのこタイプの床板を使ったフロアベッドもあります。
ただ、網目のスチール床はすのこ板よりも通気性に優れています。
スチールのフロアベッドは空気の流れが多くなりますので、湿気の心配を少しでも軽減できますよね。
2.床板が丈夫
フロアベッドはシンプルな構造と使用する部材が少ないので、リーズナブルな価格のものが多いです。
子供が一人で部屋で寝るようになると寝具を用意する必要があります。
子供の一人寝に手頃な値段のフロアベッドを考えませんか?
子供が小さいと、ベッドの上で飛び跳ねたりする可能性があります。
とくにやんちゃな男の子だと兄弟や友達とベッドの上でプロレスごっこをするかもしれません。
値段が安いのは嬉しいですが、床板が割れたりしないか、耐久性の面で不安になるものがあります。
木製と違い、スチール製のフロアベッドは丈夫ですので、安心して用意できますよね。
3.スチールは木製に比べて軽量
同じベッドサイズと比較すると、材質がスチールタイプのフロアベッドの方が木製より約4キロほど軽いです。
軽いと耐久性で不安になりますが、スチールの場合、軽量でも強度が高いので安心です。
ベッドフレームが軽いと、フレームの組立がしやすいです。
一人暮らしの人は、組み立てやすいのはいいですよね。
フレームが軽い利点として移動しやすいことがあげられます。
部屋の模様替えが好きな人は移動しやすいのが良いですよね。
引っ越しの多い人にとっても、フレームが軽いというのは評価が高いです。
4.さらにスッキリ
低いベッドのデザインのメリットに、圧迫感を与えず部屋の見通しがよくなるため、スッキリと開放的な印象のある寝室作りができます。
スチールの素材は、スマートでシャープな雰囲気が出ます。
木製の素材より一層部屋の印象を広々と開放された広さを感じさせてくれます。
サイドフレームやフットフレームの見た目が格子な点もスッキリしてクールに見えますよね。
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スチールフロアベッドの気になる4つの疑問
1.布団が敷けるかな?
寝起きが楽だからベッドを使っているけど、マットレスの硬さがどうも体に合わない人はいますよね。
そういう方はベッドに敷き布団を敷いて寝ていると思います。
スチールのフロアベッドも敷き布団を敷いた使い方ができるのかといえば、難しいです。
スチールの床板はネット状になっています。
直接敷き布団を敷くと、スチールの形状が体に伝わり、痛くて寝れません。
スチールのフロアベッドはマットレスを使ってもらいたいですよね。
どうしても敷き布団を敷きたい場合は、高反発ウレタンマットレスを敷いて、その上に敷き布団を敷くと良いと思います。
2.スチールの寝心地は悪い?
スチールタイプと木質タイプのフロアベッドと比べて寝心地がどうなのか気になりますよね。
寝心地に関しては、素材の違いにより差はほぼありません。
寝心地はマットレスの性能によるからです。
フロアベッドは他の種類のベッドに比べて、価格が安いです。
睡眠の質を求めるために、ベッドフレームの価格を抑えて、マットレスにお金をかける人がおられますよね。
3.きしみ音はする?
スチール素材のパイプベッドやシステムベッドを使っていると「ギシギシ」といったきしみ音が聞こえてきます。
床板高が高いとフレームと床板をネジでつなげます。
長く使っているとネジのゆるみが生じてきますので、どうしてもギシギシときしみ音がします。
その点、スチールのフロアベッドはメッシュ床板を直接床に置くタイプがほとんど。
フレームの上に床板を載せていないので、床板高のパイプベッドに比べて、きしみ音がしにくいですよね。
4.木製フロアベッドより価格は高い?
フロアベッドは他のベッドに比べて使用する部材が少ないです。
だから、価格も安く、コストパフォーマンスの高いベッドといえますよね。
それでは、フロアベッドのスチールと木質で材質の違いによる値段の差はあると思いますか?
資材の違いによる価格に差はありません。
材質がスチールだから、価格が高いとか価格が安いということはありません。
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スチール製のフロアベッドの欠点といえば、商品が少ない事です。
唯一、こちらの「レガシー」がスチール製のフロアベッドになります。
商品の特徴
レガシーのメリットとデメリットを紹介したいと思います。
1.スタイリッシュなデザイン
フロアベッドはスタイリッシュなデザインが多いです。
木製以上に、ブラックスチールはさらにお部屋をスタイリッシュに演出します。
狭い部屋でも開放的に広さを感じられるので、ワンルームなど一人暮らしにおすすめ。
2.機能的なヘッドボードが魅力
枕元でスマートフォンや音楽プレーヤーを充電するのに便利なのがコンセント付きのヘッドボード。
レガシーはなんとコンセントが2口あるのが特長です。
1つは枕元のライト用、もう一つはスマートフォンの充電用など2口あると便利ですよね。
しかも、スライド式のコンセントなので、棚に置くレイアウトも自由自在に変更可能。
棚の奥行は20cmあるので、本棚としても使用できます。
3.サイズは2種類のみ
サイズはシングルとセミダブルの2種類。
1人用のサイズのみとなるので、2人で使用する場合は、2台必要になります。
1台で2人寝たいカップルに合うサイズは残念ながらありません。
こんな人におすすめ
- 新しく引っ越しや、はじめて一人暮らしをする方
- カッコいいフロアベッドが欲しい人
- スチール製は軽く、移動が簡単なので、インテリア好きな方や模様替えの好きな方
- 通気性抜群なので、カビを気にする方。
- 子供用にベッドを用意する親。
レガシーの口コミやレビューのまとめ
★★★★★(星5つ)「怪我のしにくいベッド」
高さが低くてとても良いです。
コンセントが二つもあって便利です。
物を置くところは意外と大きくてそれなりにおくことが出来ます。
個人差もあるが自分的にはとても良かったです。(名無し様)
★★☆☆☆(星2つ)「カバーなど被せた後の見た目はいいけど」
格好いいけど、組み立ててる間に色んなところに傷がつきます。
1人で組み立てるのはなかなか骨入りました。
あと、ずれますね。
中と外のサイズがあってません。
★★★★★(星5つ)
低価格ですが、デザインが良く組み立ても簡単でした。
(大人一人で、開封から完成まで一時間ぐらい。女性だとマットレスとかも重いので一人ではむずかしいかも)(キャプテンひろ様/40代 男性)
★★★★☆(星4つ)「コスパ充分」
組み立て完了し実際に使用した。
サイドフレームの歪みはあったが使用には問題なし。
欲を言えば底板とベッドフレームを固定できる形状の方がマットレスとの安定感が増すと思われる。
★★★★★(星5つ)「はじめての一人暮らし」
木製のベッドを前使っていたので、スチールパイプに今回してみました。
おしゃれでレトロな感じがとてもいいです!(あめぞら様/20代 男性)
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まとめ
木製のフロアベッドと比べてスチール製の良いところを紹介させていただきました。
木製とスチール製はそれぞれ与える雰囲気が違ってきますよね。
スチールならではの良さがありますので、この機会にスチール製フロアベッドを検討してもらえると嬉しく思います。