兄弟のいる家庭の場合、上の子の小学校入学に合わせて、子供たちだけで寝てくれないかなと考えはじめるパパやママは多いです。
住宅事情により、子供ひとりひとりに子供部屋を用意するのが難しいとなると、1つの子供部屋で二人を寝かせようと考えます。
そういうときは、二段ベッドが便利ですよね。
1台のベッドスペースで二人の子供が寝ることができます。
二段ベッドは秘密基地やお城のように感じ、子供たちの憧れのベッドだといえます。
積極的に子供たちだけで寝に行ってくれるかもしれないと期待を持たせてくれますよね。
でも実際に「二段ベッドを買おう!」と思っても、「どういう二段ベッドがおすすめなんだろう?」って悩みませんか?
小さい頃に二段ベッドで過ごした人であれば、どういう二段ベッドを選べばいいのかわかりますが、二段ベッドを使ったことがない人はどういう二段ベッドがいいのかわかりませんよね。
そこでどのような二段ベッドを購入したらいいのか悩んでいるパパやママに、おすすめの二段ベッドを紹介したいと思います。
二段ベッドのチェックすべきおすすめポイントとは
二段ベッドを購入する時にチェックしたいポイントとして6つあります。
1.耐荷重は余裕のある重量ですか?
二段ベッドに見かける表記に「耐荷重は○○kg」とあります。
耐荷重とはベッドの上に重りをのせて、表記までの重さに耐えることができたことを保証するものです。
あくまでも静止した状態の重りを一定時間ベッドの上にのせて、重さに耐えたことを意味時するものです。
例えば耐荷重80kgとあれば80kgの人がベッドの上で飛び跳ねたりしても安全という意味ではありません。
あくまで重さの上限の目安です。
子供の場合、飛び跳ねたり、ベッドの上を歩いたりする可能性が高いので、余裕のある耐荷重を保証した二段ベッドを選ぶのがおすすめです。
2.耐震設計はしっかりしていますか?
二段ベッドで心配なのが地震時の揺れに耐えることができる強度があるかどうかではないでしょうか?
日本は地域差こそありますが、地震大国と言われるほど日本のどこかで日常的に地震が起きています。
万が一、二段ベッドで寝ているときに地震が発生しても、二段ベッドが倒れたりせず、上段部分がずれ落ちる可能性が低い耐震設計のものがおすすめです。
縦に長いタンスや本棚と違い二段ベッドは横に広い大型家具ですので、地震による揺れで二段ベッドが倒れるということは考えにくいです。
耐震設計の確認するポイントは「上段と下段がずれ落ちないようにしっかりと固定されているか」です。
上段と下段の結合する際はダボと呼ぼれる差し込み棒を使いますが、その材質が木製ではなく、金属製だとより強固です。
ダボをはめ込むだけのタイプは、縦揺れが起きた際に抜けて、ベッドがずれ落ちる危険性があります。
サイドから結合部分をネジでしっかりと固定するタイプを選べばダボが抜ける可能性が低いので、安心できる耐震設計だといえます。
3.はしごはななめ型がおすすめ!
二段ベッドのはしごは、「垂直型」と「ななめ型」の二つに大きく分けることができます。
垂直型のはしごは、はしごのスペースの場所を余分に取りませんので、部屋が狭いと魅力的ですよね。
ですが、おすすめのはしごは「ななめ型」の方です。
ななめ型の方が体重が前にかかるため、安全に昇り降りがしやすいので、子供におすすめです。
また、子供だけでなく、上段の布団の上げ下げをするときも、はしごに足をかけた状態で安定したベッドメイキングができます。
はしごの場所は必要になりますが、ななめ型のはしごの方が子供やママにとって安全で使い勝手がいいと思いますので、おすすめです。
4.末永く使えるデザインを選んでますか?
子供向けの乗り物の柄や可愛らしいデザインの方が子供たちは喜ぶかもしれませんが、長く使えるデザインの二段ベッドの方がおすすめです。
最近の二段ベッドは分割することが可能で、シングルベッドとして、それぞれの部屋に置けるように設計されており、子供時代だけでなく大人になっても使えるように考えられています。
いつまでも長く使えるように、子供から大人まで使えるシンプルなデザインがおすすめです。
子供向けのデザインパーツを取り付ける二段ベッドもあり、大きくなって不要になれば、デザインパーツを取り外すことができます。
5.収納力はありますか?
育児の悩みに多いのが子供のお片付けではないでしょうか?
何回注意してもなかなかお片付けをしてくれません。
お片付けできない原因の一つに片づける場所が決まっていないことがあげられます。
片づける場所が決まっていないと習慣化しにくいそうです。
二段ベッドの下に収納ボックスがあると、いつも決まった場所に片づける習慣が身に付きます。
二段ベッドの下の場所も有効活用できて、お部屋の収納力もあがりますよね。
6.コンパクトサイズかどうか
二段ベッドを置くと圧迫感を感じてしまい、どうも苦手だと感じる人がいます。
最近の二段ベッドは背の低いロータイプの二段ベッドが増えています。
ロータイプの二段ベッドは圧迫感を感じにくいだけでなく、ママの家事がやりやすい設計になっています。
160cm前後の女性であれば、はしごに昇らなくても上段の布団の上げ下げができます。
また、子供を寝かしつける際も手の届く範囲で、しかも子供の目線と近い位置で寝かしつけることができますので、コンパクトタイプの二段ベッドはおすすめポイントです。
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おすすめの二段ベッドはこちら
おすすめポイントから自信を持って推せる二段ベッドを3つ紹介したいと思います。
1.引出し収納付き二段ベッド【ハコラ】
ハコラの特徴として、
- 大人でも安心できる余裕の耐荷重150kg。
- 上下段の接続は金属ダボを使用し、さらにサイドからネジで固定。
- サポートバー付きの安心ななめタイプのはしご。
があります。
耐震性や使用時の子供の安全面といった点からもおすすめできます。
デザインについても、小学校低学年までのお子様が気に入るようにカラーパーツをそれぞれ好きなカラーを2つ(上段と下段)分選べるようになっています。
ベッドの高さも154cmと人気のロータイプ仕様になっていますので、部屋の圧迫感は感じにくく、ママのベッドメイキングもやりやすい高さですよね。
さらに嬉しいのが大容量の収納ボックスが付いています!
50リットルの収納ボックスが2つありますので、子供が大きくなって独立して使う場合にもそれぞれのベッドの下に収納ボックスを置くことができます。
幼児期から片づける習慣がつくと大人になっても収納の得意な大人になる可能性がありますよね。
その他にも子供が寝返りをして落ちにくいようにサイドフレームの高さがSG基準より8cmも高い33cmもあるので安心安全です。
すのこの受け桟は四方に設置してあるので、しっかりと落ちないように受け止めています。
汗っかきの子供に嬉しい通気性抜群のカラーメッシュのマットレスを選択できます。
もちろんマットレスなしのフレームのみのタイプを選んで敷き布団を敷くこともできますし、別途用意したマットレスを使うこともできます。
長く使えるシンプルなデザインな上に、男の子、女の子に合ったカラーパーツが用意された安心安全の二段ベッドですよね。
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2.兄弟で色を選べる二段ベッド【いろと】
さきほど紹介したハコラの収納ボックスが付いていないタイプの二段ベッドです。
収納ボックス以外の仕様はまったく同じですので、収納ボックスが付いていない分、少しお安い値段設定になっています。
収納ボックスは自分たちで用意することができるので、ハコラ同様、いろともおすすめの二段ベッドですね。
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3.高級二段ベッド【ジョルジュ】
良いものを長く子供に使わせたいという人におすすめなのがジョルジュです。
どちらかというと大人向けの二段ベッドの作りになっているので、子供には十分すぎるほどの丈夫な作りになっています。
耐荷重は上下段ともに150kgあり、上下段はスチール製のダブを差し込み、しっかりとサイドからネジを固定しているので、地震時の横揺れだけでなく、縦揺れがおきても強い構造になっています。
安心安全の高めのサイドフレームなので、子供の寝返りもしっかりサポートできます。
ベッドフレームの素材は天然のタモ材を使用して、ウレタン塗装で仕上げてあるので、高級感漂う二段ベッドです。
ヘッドボードのシンプルなデザインがより一層美しく感じさせてくれます。
もちろん分割できるタイプなので、子供の成長に合わせた使い方ができるようになっています。
子供から大人まで長く使える仕様になっていますので、ジョルジュはおすすめの二段ベッドです。
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まとめ
二段ベッドを選ぶ際のおすすめのポイントとして、
- 耐荷重
- 耐震設計
- はしご
- デザイン
- 収納力
- コンパクト
の6点あげさせてもらいました。
子供用の二段ベッドは耐震・強度設計の施された二段ベッドを基準に選ばれることをおすすめします。
安心・安全の第一に考え、そのあとにデザインや収納、大きさを基準に考えたいですよね。